海外食生活レポート

行列が続く「一蘭」台湾1号店。成功の理由は立地にあり

ヘレン  2017年08月01日

話題を呼んだファストエントリーは、当初の26,000のほか、13,000元(約11,000円)でもサービスを提供しています。

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気候が違う台湾でも、
日本と変わらぬ味で提供する

気になる価格設定は、例えば台湾式のお弁当が60-80元ぐらいで購入できるのと比べて、一蘭の「天然とんこつラーメン」は1杯288元(約1,000円)とやや高め。一般的なランチの価格の3~4倍にあたり、毎日気軽に食べられる価格設定ではありません。それでも行列ができるのは、やはり日本ブランドの強さの証拠です。 

また、一蘭があえて日本企業の出店が多い中山区ではなく信義区に出店し、24時間営業をするのは、戦略をしっかり固めて出店されたからでしょう。「台北101」や付近の商業施設で働く人々、オフィス街のサラリーマン、観光客など、24時間を通して集客が見込めるエリアです。

「台北101」では、毎年12月31日にカウントダウン花火が盛大に行われ、大勢の人が集まります。今年は花火と一緒に、一蘭のラーメンを楽しみにしている人たちが押し寄せ、途方もない集客の記録を作るのではないかと期待しています。

近年、台湾への「一風堂」「らあめん花月嵐」「山頭火」「麺屋武蔵」などのラーメン店の上陸が目立ちます。ラーメン店として初めて、ミシュラン1つ星を獲得した「Japanese Soba Noodles 蔦」も台北に出店しました。これから麺業界でしのぎを削っていくことになりそうです。

執筆者プロフィール

ヘレン 

東京生まれの日本人。日本で会社員生活を経たのち、台湾人の夫と結婚して、1997年より台湾生活を開始。
子育ての傍ら、日本と台湾に関連するビジネスを起業し、「ビジネスセンター」設立準備にも従事。現在、日本語対応の強みを生かし、台湾における会社設立の相談をはじめ、企業の台湾進出をサポートする。
本コラムでは、16年間に及ぶ台湾生活で経験した台湾の変遷、商習慣、生活情報などを現地目線で紹介予定。

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