海外企業インタビュー

広島生まれの「らーめん ばり馬」。シンガポールの直営店が担う重要な役割(ウィズリンク)

2016年12月27日

20161213_sgp_itw11_1

中国地方を中心に日本で33店舗を展開する「最強濃厚らーめん ばり馬」。海外ではシンガポールに直営店を2店舗、マレーシア、インドネシア、香港などアジアにフランチャイズを8店舗展開しています。シンガポールを中心とした海外展開について、運営元である株式会社ウィズリンクの常務取締役海外事業部長・江口順爾氏にお聞きしました。

【Q】事業内容について教えてください

弊社は広島に本社を置く、ラーメンチェーン本部です。創業して25年、「夢と感動を創造する」という理念を掲げ、「最強濃厚ラーメン ばり馬(以下、ばり馬)」など3つのブランドを運営し、国内66店舗、海外10店舗を展開しています。

【Q】海外事業について教えてください

2011年、シンガポールに法人を設立し、その翌年の2012年11月に、ばり馬の直営店を出店しました。現在は直営店、フランチャイズを合わせて、アジアで10店舗を展開し、多くのお客様にラーメンを提供し、喜んでいただいております。

【Q】なぜ、シンガポールに進出されたのでしょうか

初めからシンガポールに進出しようと決めていたわけではありません。海外進出に関心を持ったきっかけは、ラーメンのメイン顧客層である若い人口が増加している、アジアに魅力を感じたからでした。

その後、同業のお店から海外出店に詳しいコンサルタントを紹介してもらい、相談したところ、「アジアに進出するのであれば、まずシンガポールに出店し、アジアのハブ機能を持たせるのがいい」というアドバイスをいただいたのです。

シンガポールには、すでに多くのラーメン店が進出していましたが、その競争環境の中でお客様に支持されれば、他の国でもやっていけるという大きな自信になると考え、出店を決断しました。

【Q】なぜシンガポールは直営されているのでしょうか

シンガポール店には、先ほどお話したハブ機能のほか、店長の研修場所や新メニューの検証場所など、さまざまな役割を持たせているためです。

まずハブ機能ですが、日本から近隣各国へ食材の輸出ができなくなった場合に、シンガポールを経由して輸送できるようなバックアップ体制を敷いています。

さらに、海外でのフランチャイズ出店時の店長研修も行っています。内容的には日本でも可能なのですが、日本の社員は英語・中国語が喋れません。研修で最も重要なコミュニケーションを円滑にとるために、英語・中国語を話せる社員がいるシンガポールで行っています。

また、海外向けの新メニューの検証場所にもなっています。海外各国の嗜好を元に作成したメニューを、シンガポールの限定ラーメンとして投入し、お客さんの反応を見て、本採用にするかを判断するのです。

そして、重要な役割のひとつに、ばり馬ブランドを世界に広げるための、ショーケースとしての役割もあります。

海外企業インタビュー バックナンバー

おすすめ記事

関連タグ

メルマガ登録はこちら

海外進出コンテンツ

フーズチャネルコンテンツガイド