海外企業インタビュー

台湾で16店舗を展開。らあめん花月嵐の“日本らしさ”を残したローカライズ戦略(グロービート・ジャパン)

2016年11月22日

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首都圏を中心に、日本全国に250店舗以上を展開するラーメンチェーン「らあめん花月嵐」。定番メニューの「嵐げんこつらあめん」や、豊富な期間限定メニューが人気を呼んでいます。2007年には台湾・台北市に海外1号店をオープン。その後も店舗数を拡大し、今では16店舗を展開するまでになりました。運営元であるグロービート・ジャパン株式会社の海外営業部・石井孝典氏に、進出先に台湾を選んだ理由と成功のポイントについて伺いました。

【Q】事業内容について教えてください

弊社は、「らあめん花月嵐」「ちゃぶ屋とんこつらぁ麺CHABUTON」などの飲食店の経営と、フランチャイズ事業を行っています。1992年の創業以来、チェーン化を進め、現在では日本国内と台湾、タイ、シンガポールなどの海外を合わせ、290店舗以上を展開しております。

【Q】日本で一大ラーメンチェーンになれた理由は、どこにあるとお考えですか?

海外営業部・石井孝典氏

定番メニューはもちろん、「嵐げんこつらあめんブラック」などの期間限定メニューが受け入れられたからだと考えています。毎月、他の飲食店や有名人とコラボレーションした商品を企画しており、お客様に楽しみにしていただいています。

ラーメン業界は他の飲食業に比べ、味一本で勝負するお店が多い印象があります。他業界-例えば、コンビニでは料理人とのコラボレーション商品を企画するなど、激しい競争を勝ち抜くために、味以外の付加価値をつけることに積極的です。ラーメン業界でも同様の取り組みを行えば、まだまだチャンスがあると考え、新メニューの開発をしています。

【Q】なぜ台湾へ進出しようと思われたのでしょうか?

国内での競争が激化する中、事業の拡大を目指して海外に目を向けた際に、日本からの距離が近く、進出しやすい国ということで、台湾に進出しました。良いパートナーとの縁があったのも、台湾に決めた理由のひとつです。

【Q】台湾での展開で、苦労したことはありますか?

私達が一番気を使っているのは、ローカライズを「していい部分」と「いけない部分」の見極めです。例えばメニューのラインナップを変える、味を変える、といった部分です。

弊社の場合は、メニューのラインナップを変えました。実は海外では、ラーメン店は日本食レストランとして受け取られています。そこで、とんかつやコロッケなどのサイドメニューを充実させました。

味の変更に関しては、その企業の判断によりますね。変更する、しないは、どちらがいいか、一概には言えません。弊社は日本と同じ味を提供し、好評の声をいただいています。

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