業界動向

「日本ブランド」を活かし、地方都市から台湾へ。人気を集める濃厚チーズケーキ

ヘレン  2016年03月04日

てつおじさんのチーズケーキ 箱

箱には日本語で店名が書かれており、
「日本」というブランドをうまく活用している

てつおじさんの場合は、お店の看板やテイクアウトの箱に、日本語で店名が書かれていることも、功を奏したのかもしれません。

もともと、台湾ではパン屋でケーキが販売されていることが多く、今でもパン屋とケーキ屋が一緒になったようなお店を見かけます。そのようなお店で、スポンジ状の柔らかなチーズケーキは、上にあんずジャムなどが塗られ販売されていました。昔からあるポピュラーなケーキで、台湾の人々にもなじみがあります。そのケーキがあんずジャムではなく、濃厚なチーズ味で売られているので人気が出たという側面もあると思います。

『てつおじさんのチーズケーキ』を購入したところ、行列ができるのも納得できるおいしいチーズケーキでした。ですが、日本ですごく有名なお店というわけではないようで、もしかしたら、日本でも知らない人の方が多いのではないでしょうか。しかし、それでもブレイクするというのが、台湾進出の魅力なのです。「有名じゃないから」「東京にも出店していないのに」などと考える必要はありません。新たな出店計画などお考えであれば、台湾進出も選択肢のひとつとして、市場調査を始めてはいかがでしょうか。

執筆者プロフィール

ヘレン 

東京生まれの日本人。日本で会社員生活を経たのち、台湾人の夫と結婚して、1997年より台湾生活を開始。
子育ての傍ら、日本と台湾に関連するビジネスを起業し、「ビジネスセンター」設立準備にも従事。現在、日本語対応の強みを生かし、台湾における会社設立の相談をはじめ、企業の台湾進出をサポートする。
本コラムでは、16年間に及ぶ台湾生活で経験した台湾の変遷、商習慣、生活情報などを現地目線で紹介予定。

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