業界動向

ベトナムで人気を集めるレストラン。その3つのルール

黒川 賢吾(株式会社Asia Plus)  2015年11月09日

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ベトナムの2015年の年初9ヶ月のGDPの伸び率は+6.5%で、2010年以来最高の数値を記録しました。ボストンコンサルティンググループが2014年4月に発表したレポートによると、ベトナムの中間・富裕層(月額世帯収入720ドル(約1,500万ドン)以上)の家庭が、2012年の1,240万人から2020年には約3倍の3,270万人に増えると予想され、ベトナムはより魅力のある市場に成長しています。

特にホーチミンなどの都市部では、一人当たりのGDPも5,000ドルを超えました。月額世帯収入が1,000ドル(約2,000万ドン)を超える家庭も18%に至り、消費は急激に拡大しています。

ベトナムには買い物は全て海外から取り寄せ、車は数台所有、というすごいお金持ちもいます。ただ、多くの富裕層は、いつの日か自分の家と車を持つ事と子供の成長を夢見ながら、慎ましやかに暮らしているような人々です。そんな彼らにとって「週末の家族での外食」は楽しみにしている娯楽の1つになり、お金に割と余裕のある層は毎週のように外食に繰り出します。

人気のレストラン「3つのポイント」は?

週末になると人気のショッピングモールのレストランフロアは大賑わいになります。ただよく見てみると人の集まるレストランと、そうでないレストランがあるのに気づきます。ベトナム人に人気のレストランとはどういったものでしょうか?

執筆者プロフィール

黒川 賢吾(株式会社Asia Plus) 

日本電信電話(NTT)、外資系ソフトウェア勤務を経て、ソニー、ユニクロで海外マーケティング業務を担当。2014年1月に株式会社Asia Plusを起業した。ベトナムを中心に企業向けSNS「Tascade」とオンラインリサーチサービス「Q&Me」を展開。

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