海外食生活レポート

台湾からアジアへ 台湾マンゴーとスイーツ(台湾)

ヘレン  2014年06月26日

台湾は、6月に入ると本格的な夏の始まりを迎えます。暑い夏、体を冷やしてくれる甘くてツルンとした黄色い果肉の台湾のアップルマンゴーをご存じでしょうか。

台湾のスーパーには様々なマンゴーが並ぶ

台湾といえばアップルマンゴーというイメージが強いですが、実は本来台湾に昔からあるマンゴーは土マンゴーと呼ばれる、150g程度の小さなマンゴーです。アップルマンゴーは外国から持ち込まれたもので、250gから400gにもなり、見た目も赤く、食べごたえがあります。台湾では5月から9月ぐらいまで、マンゴーが店先に並んでいます。マンゴーの甘い香り、熟れたヘタから蜜が落ちてマンゴーの皮がテカテカ光る様子など、たまりません。

元々は生で食べることが多かったのですが、10年ほど前からかき氷と一緒に食べるスタイルが定着しました。その後、台湾ではお菓子、アイス、飲料などが急速に発展し、マンゴープリン、マンゴーアイス、マンゴードリンク、マンゴービールなどマンゴーテイストの商品が続々と販売されています。常に新しい味・素材を探す時に、マンゴーは加工しやすいのかもしれませんね。

もう一方で、冷凍技術が発達したことにより、それまで生でしか保存できなかったマンゴーの冷凍保存に成功。マンゴーが1年中食べられるようになり、台湾のマンゴーかき氷の有名店「マンゴーチャチャ」は、中国大陸、香港、韓国、日本へと海外進出を果たすことに成功しました。台湾の農産物で海外進出を果たす事ができた、記念すべきフルーツがマンゴーです。

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マンゴーチャチャのマンゴーかき氷

台湾の歌手テレサ・テンさん(享年42歳)が、日本で具合が悪くなった時に、「マンゴーが食べたい」とおっしゃったので、スタッフが探し回ったがどこにも売っていなかったという話を読んだことがあります。今から25年以上も前の話です。その当時は日本でマンゴーはまだまだ一般的ではなかったので、それもやむを得なかったのでしょう。マンゴーはビタミンも豊富で、柔らかく、病人にも向いている食物なのかもしれません。そして、外国に住む台湾の方にとっては、とても懐かしく思う故郷のフルーツなのでしょうね。

近年では、生の台湾マンゴーを日本で直接受け取ることができる宅配サービスが続々登場し、日本でも台湾のマンゴーを満喫できます。このビジネスはこの数年で取扱業者が増加しています。日本企業が台湾に会社を設立し、運営しているケースもあり、ひと夏のマンゴーの出荷量はどの程度なのか、興味津津です。

また、日本には、台湾から「マンゴーチャチャ」のマンゴーかき氷のほか、「サニーヒルズ」のパイナップルケーキ、「春水堂」のタピオカミルクティーが進出しています。東京の原宿を中心に台湾の有名店が3軒あることから、『台湾スイーツめぐり』といって、その3軒のお店を回るのが流行しているのだとか・・・。台湾のテイストを日本にいながら味合う事ができますよ。

台湾には、まだまだ日本の皆さんが知らないフルーツや野菜がいっぱいあります。新しい台湾農産物を台湾で視察されるのはいかがでしょうか?

執筆者プロフィール

ヘレン 

東京生まれの日本人。日本で会社員生活を経たのち、台湾人の夫と結婚して、1997年より台湾生活を開始。
子育ての傍ら、日本と台湾に関連するビジネスを起業し、「ビジネスセンター」設立準備にも従事。現在、日本語対応の強みを生かし、台湾における会社設立の相談をはじめ、企業の台湾進出をサポートする。
本コラムでは、16年間に及ぶ台湾生活で経験した台湾の変遷、商習慣、生活情報などを現地目線で紹介予定。

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