企業インタビュー

留守電処理を50%削減。受発注システム『TANOMU』で現場の業務改善にチャレンジ~ムラオカ食品

2022年11月17日

留守電処理を50%削減。受発注システム『TANOMU』で現場の業務改善にチャレンジ~ムラオカ食品

札幌を中心に旭川、帯広、函館の飲食店に向けて酒類や食品の業務販売を営むムラオカ食品。「飲む楽しさをトータルにプロデュース」を合言葉に、飲食店の新規開店支援など多様なニーズに応えてきた。

コロナ禍が飲食業界に影を落とす中、新しいことにチャレンジしようと受発注システム『TANOMU』を導入。手間がかかっていた電話やFAXでの受注処理を50%削減するなど、現場の負担軽減に努めている。その経緯を取締役の山口文子氏に伺った。

札幌を中心に、さまざまな業態に合った酒類を配送

【Q】酒類や業務用食品、調味料などの配送は、どのエリアが多いですか?

ムラオカ食品 商品棚

取締役 常務執行役員 山口文子氏(以下同):繁華街のすすきのを中心に、札幌市内や旭川、帯広や函館エリアへの配送も行っています。お取引先様は95%以上が飲食店で、札幌市内の一部エリアでは即日配送も可能です。その他はホテルやゴルフ場、映画館やパチンコ店などの遊技場ですね。日々さまざまな業態に合ったお酒をお届けしています。私は入社して15年で、以前は経理と総務を担当していました。2022年4月頃からは受注業務も手がけ、ECの仕入れや当社所有ビルの管理などもしています。

コロナ禍で直面した売上減、「何か新しいことにチャレンジしたい」

【Q】コロナ禍の影響はいかがですか?

ムラオカ食品 取締役 常務執行役員 山口文子氏

取締役 常務執行役員
山口文子氏

同業者様と同じように、当社も丸々2年間は苦しい状況が続きました。売上の減少に加えて、飲食業界の将来に不安を感じた従業員が辞めていくのを見るのも辛かったです。コロナ禍前の2019年と比べると7割程度の売上ですが、ここ数ヶ月は回復傾向にあります。

さまざまに思いを巡らす中、仕事のやりがいを得るためにも何か新しいことにチャレンジしようと考えていました。それで検討したのが、受注業務の自動化です。毎朝、FAXや留守電からの注文内容を基幹システムに打ち込んだり、FAX用の発注書を印刷してお取引先様に配ったりするなどの業務が、現場の負担になっていると感じていました。こうした業務は、頑張れば人の手でギリギリ対応できてしまうのも事実ですが、人がやらなくてもいいことをわざわざ頑張る必要があるのか。コストとのバランスはあるものの、ITツールで自動化できれば楽になるのではないかと考えたのです。

シンプルな使い心地と、コストの低さが決め手に

【Q】受発注システムに『TANOMU』を選んだ理由は何ですか?

いろいろなシステムを検討したのですが、『TANOMU』に決めた理由は2つあります。1つはシンプルに操作できる点です。ツールやシステムは、多くの人が関わるほど複雑になってしまうのが常ですが、『TANOMU』は何よりシンプルでわかりやすいのが魅力でした。もう1つはコスト面です。価格が他社と比べて圧倒的に安いので、万が一失敗しても大丈夫そうだと思えたのが大きいですね。

導入を決めてからは、お取引先様にチラシを配って一斉に案内しました。営業担当者が、マニュアルとログイン用のQRコードを印刷したチラシを持っていって説明したのです。お取引先様にとってもスマホでのシンプルな操作が分かりやすいようで、反応はおおむね良好でした。インターネットで買い物をする感覚で使っていただけています。

留守電が1日40件から20件に減少

【Q】導入の効果はいかがですか。

今までは毎日、留守番電話からの受注処理が約40件あったのですが、20件ほどに半減しました。FAXでの受注も『TANOMU』に置き換わったことで、営業担当が発注書をお取引先様に配る業務も減らせました。今までは新商品が出るたびに、営業担当が新たな発注書を作って印刷し、お取引先様のところへ持って行くものの、古い発注書を使い続けられてしまい、受注時に手作業で修正するなど意外と時間を取られていた事に気づきました。留守電やFAXからの受注を減らせたことで、事務だけでなく営業の負担も減らせたのは大きいですね。

他には、今まで決まった商品だけを注文されていたお取引先様が、『TANOMU』上のラインナップから新たな商品に関心をもっていただけるのもうれしいです。お取引先様の要望で取り扱いアイテム数を増やすこともありますし、『TANOMU』が販促ツールとなって、新たなコミュニケーションを生んでいると感じます。こちらが考えた広告に、お取引先様からレスポンスが返ってくるのはうれしいものです。営業だけでなく事務も、セールスのやりがいを実感できるのは素晴らしいことだと思います。

「面白くて業務がラクになる工夫」をどんどん試したい

【Q】今後の展望を教えてください。

仕事は毎日同じことの繰り返しです。特に事務職は営業よりも、お取引先様と直接顔を合わせて話をする機会が少ない分、どうしても単調になりがちです。だからこそ、どこかで新しい刺激が必要だと思います。今回のように新しいツールに挑戦するのもいいですし、職場のレイアウトを工夫してみるとか、制服を変えるでもいいです。小さなことでもいいから「面白くて業務が楽になるエッセンス」をどんどん取り入れるべきだと思っています。

これからも仕事を楽しくする業務改善にチャレンジしつつ、お取引先様とのつながりを大切にしていきたいですね。今はコロナ禍がやや落ち着いていますが、店内の打合せスペースでは5~6名の少人数で1日3回に分けて試飲会をしたり、商談をしたりしています。海外の方からワインを紹介してもらうこともあります。

新規開業のサポートも手がけていて、テナントの紹介から開業までに必要な営業許可の手続き、メニュー作成、備品の準備から税金関係まで、何も分からない状態でも、当社に来ていただければ全てご案内できるようになっています。開店してからはお店のコンセプトに合った商品を一緒に考えたり、実際に試していただいたり、サーバーを使った新製品の試飲やサーバーメンテナンス講習も行っています。酒類の配送にとどまらず、今後もお取引先様のパートナーとして、多様なニーズに応えていきたいですね。

食品卸の3大課題 受注、入力、販促を解決『TANOMU』

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