業界動向
2021年12月27日
コロナ禍や2022年1月に改正される電子帳簿保存法を背景に、企業活動にテレワークや電子請求書などによる紙の書類削減が広がっている。IT活用が進みにくい食品業界の従業員はどう考えているだろうか。
インフォマートが食品の卸売業や食品メーカーに勤務する従業員に向けてテレワーク・ペーパーレスに関する実態調査を行ったところ、6割がペーパーレスを希望するも、社内や取引先の意識が変わらず進まない実態が浮かんだ。
■調査概要
調査方法:インターネット調査 調査期間:2021年8月26日~同年9月12日 |
【Q】新規顧客への営業活動はどのように行っていますか? ※複数選択可
【Q】既存顧客への営業活動はどのように行っていますか? ※複数選択可電話営業
【Q】営業活動上で課題に思うことがあれば、教えてください。 ※複数選択可
【Q】コロナ禍以前と比較して、貴社のテレワークへの意識は変わりましたか?
【Q】貴社のテレワーク利用状況について教えてください。
【Q】テレワークを利用しない(利用できない)理由を教えてください。 ※複数選択可
新規顧客への営業については、電話やメールよりも訪問営業することが圧倒的に多い結果となった。一方で、コロナ禍での営業課題で最も多かった回答は、訪問しづらいという結果となった。
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