ヒット商品の舞台裏

昔ながらのイメージに新しさをプラス。“公式の飲み方”が、低迷からの急伸を導いた~ホッピー(ホッピービバレッジ)

2018年07月09日

「もちろん嗜好品ですのでお好きに飲んでいただいてけっこうなのですが、3冷は、ジョッキ1杯にホッピー1本、一気に注ぐのがコツです。そうすることで、きめ細かい泡が立ち、ビールとも氷入りとも違う、ホッピー本来のすっきりした味わいとホッピー本来の旨みを楽しんでいただくことができます。

氷を入れてマドラーでかきまぜる飲み方とはまったく違うこの3冷を1人でも多くの方に知っていただくことは、ホッピーのイメージを変えることにもつながります」

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ジョッキを冷凍するとなれば場所も必要で手間もかかるため、勧められたからといってどの店でも3冷で提供できるわけではない。

だが、ホッピーの3冷の美味しさを知る店は、設備を導入してでも3冷にこだわっている。かつてホッピーの営業所があった横須賀エリアでは「横須賀式」と呼ばれ、深く浸透している。また、最近ではホッピーを提供する飲食店が少しずつ増えていくなかで、居酒屋に限らず、3冷のホッピーを提供する本格的なバーも登場するなど、ホッピーの目指すイメージへと徐々に進化を遂げている。

自分流で完成させるホッピーの魅力を東京から発信

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ホッピーは工場の外観のイメージも一新

「ホッピーの魅力はやはり、自分の手で作る楽しさにあります。好みの量、好みのお酒と混ぜる、この世に1つも同じものはありません。新たにホッピーを知ったお客様は、そんな他のドリンクにはないクリエイティビティを新鮮に感じ、面白いと捉えていただいるようです」

従来の、ヤミ市をルーツとする大衆的なイメージや昭和時代への郷愁でホッピーを愛する層に、ホッピーをはじめて知る層が加わったこともあり、長い低迷にあったホッピーの売上げは2008年から10年で約5倍に伸び、現在の年間売り上げは40億円に手が届いている。

「なんでも手軽に手に入る時代だからこそ、東京に来たらぜひホッピーを飲んでいただきたいと思います。ホッピーを飲むと昔行った東京を思い出すような、東京を代表する、人と共に歩むことのできるドリンクでありたいと考えています。

新たな取引先も増えましたが、お店によってはオペレーションや手間の問題もあり3冷での提供が難しいのは課題です。それでも、メーカーとして一番お勧めする飲み方である3冷は、今後もますますこだわって発信し続けていきます」

BtoBプラットフォーム商談

ホッピービバレッジ株式会社

本社:〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目15番12号
電話:03-3583-8255 お話:ナレッジマネジメント部HOPPY未来開発課 原知代さん
事業内容:ホッピー・サワー・ビール・リキュール及び各種清涼飲料水・炭酸飲料水の製造・販売
公式HP:http://www.hoppy-happy.com/

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