企業のIT活用術

外食企業からの細かな注文に対応し、取引先の拡大を目指す~オザワ食肉センター

2018年05月24日

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東京、千葉、神奈川を中心とした得意先に、食肉・加工肉を販売する食肉卸の老舗・株式会社オザワ食肉センター。商品の高い品質と細かな注文への対応で、大手外食企業・ホテルとの取引が増えており、その対応のために、外食企業からの受注だけでなく、メーカーへの発注も電子化している。食品流通の間をとりもつ卸売業ならではのITの使いこなし方を伺った。

大手取引先から高い信頼を得る老舗の品質とサービス

【Q】御社の事業内容を教えてください。

牛をメインに豚、鶏、仔羊など様々な食肉を取り扱っています。弊社の創業は戦前の1930年に遡ります。日本橋で小澤商店として開業して以来、食肉業を営んできました。1991年にオザワ食肉センターへ社名を変更し、現在約3,000社のお得意先にご利用いただいています。先代から永年取引をさせていただいている飲食店様や、大手レストランチェーンなどの外食企業様、ホテル様になります。

【Q】大手企業からも選ばれている理由はなんでしょうか?

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事務局長 金 光華様

最も大事にしている商品の質と価格、そして細かい注文への対応だと考えています。大手ホテル様の場合、年一度の立ち入り検査など、厳しい衛生基準が求められます。弊社では、その基準をクリアし、かつ品質の良いお肉を、より良い価格でご提案しています。

また、お客様のご要望があれば、一日何度でも納品している点も弊社の強みでしょう。食肉卸は午前中に注文を受け、納品も午前中1回で済ませるのが一般的ですが、弊社は昔から午後1時半まで注文をお受けしています。小ロットでも追加発注ができ、その日のディナーに間に合うといったところでも、選んでいただけているのではないでしょうか。

【Q】そういった細やかな注文への対応は、大変では?

FAXと電話だけで全てを受注していた頃は大変でした。日々200、300と注文を受けますし、発注する得意先がFAXを誤送信することもありました。先方は送ったつもりでいて、こちらに届いていないのが一番困ります。しかし、2003年に受注システムを使った電子取引に移行してからは、FAXの量も減り、電子での受注に関しては確実な取引ができるようになりました。現在は売上の約30%が電子取引です。

【Q】受注を電子化したきっかけは何だったのでしょうか。

実は、お得意先様の要望で、言われるがままに導入したのが電子受注システム『BtoBプラットフォーム 受発注』です。正直、最初は面倒に思うこともありました。得意先によっては専用の注文伝票や独自の注文システムがあってばらばらだったので、その手間がひとつ増えたようでした。それが次第に『BtoBプラットフォーム』を使って発注するお得意先が増えてくるにつれ、弊社の販売管理システムへの入力の手間が減り、どんどん便利になってきたんです。今ではみんなこれで発注してくれたらいいのに、と思うほどになりました。

【Q】他に便利だと思われることはありますか?

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注文データにコメントを入力できるのも便利です。ホテルレストランではお客様に安心して牛肉をお召し上がりいただくために、国産牛一頭ずつにある個体識別番号をメニューに載せることがあります。この番号をコメントとして商品ごとに記入できて、得意先様も弊社も助かっています。これまでは、たとえば「なくしてしまったので、1カ月前の取引の個体識別番号をもう一度教えてほしい」と依頼があると、1カ月分紙の伝票をひっくり返して調べる必要があったんです。今はシステム上の履歴からすぐ検索できるので、先方はこちらへ問い合わせる手間もかかりません。


オザワ食肉センター推薦!外食企業からの受発だけでなく、メーカーへの発注も効率化できるBtoBプラットフォーム受発注

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