食品業界の働き方改革

コカ・コーラ ボトラーズジャパンが実践する「働き方改革」(前編)~長時間労働、属人化の解消法は?

2018年04月12日

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長時間労働の是正や労働生産性の向上などを目指す「働き方改革」。新聞やテレビなどで連日のように取り上げられ、その言葉を見かけない日はないほどだ。だが、実際どのような取り組みを進めればいいのか、悩んでいる食品業界の方も多いと思われる。今回は、全社的に働き方改革への取り組みを進めている企業に話を聞いた。 

取材にご協力いただいたのは、清涼飲料水の製造・加工・販売を行うコカ・コーラ ボトラーズジャパン。南東北から九州までを販売エリアに持つ日本最大のボトラー(瓶詰会社)だ。今回は同社全体の取り組みだけでなく、どうしても特定の期間に業務が集中し、残業が発生しがちな経理部門での働き方改革について、責任者である財務本部財務サービス部部長の奥村真弘氏にお話をうかがった。

東西ボトラーの合併で生まれた国内最大規模の清涼飲料メーカー

【Q】まず、業務内容と2018年1月に行った経営統合について教えてください

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財務本部 財務サービス部 部長 奥村真弘氏
外資系国際宅配便、製薬会社を経て、
2016年1月よりコカ・コーライーストジャパン
(現 コカ・コーラ ボトラーズジャパン)に入社。
一貫して経理のオペレーション業務に携わり
比較的大きな組織におけるプロセス構築・
新技術の導入・人材育成を手掛ける。

弊社はコカ・コーラ社から清涼飲料水の原液を仕入れて、製品化して販売するボトラー(瓶詰会社)です。

2018年1月1日付でコカ・コーライーストジャパン株式会社とコカ・コーラウエスト株式会社が統合し、事業会社としてコカ・コーラ ボトラーズジャパンとなりました。これにより、売上高約1兆円と、世界250社以上あるコカ・コーラ社のボトラーの中でも第3位の規模となっています。

ボトラーの統合は経営の合理化を求める世界的な流れで、ヨーロッパでは国を越えて統合しているケースもあります。日本国内でも、かつては最大17社のボトラーがあり、これまでも統廃合を繰り返してきました。

【Q】奥村様が所属されている部署についてご紹介ください

私が所属している財務サービス部は、経理のなかでも数を多くこなす業務を扱うチームです。具体的には、請求、支払、固定資産の管理、資金取引等を担当していて、部の人数は約180名(2017年12月現在)です。

働き方の課題は長時間労働

【Q】まずは、会社全体で取り組まれている働き方改革について教えてください

「ワークライフバランスの実現」と「キャリアの継続」に主眼を置き、多様な働き方を導入することを目指して、旧コカ・コーライーストジャパンでは、2016年に「働き方改革」プロジェクトを発足しました。


コカ・コーラ ボトラーズジャパン

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