企業のIT活用術

小規模飲食店に選ばれる、京都の総合卸。IT化で従業員の伝票入力時間を削減~ふじまつ・藤松幸一社長

2017年01月10日

受注業務のシステム化が人件費削減に繋がると確信した藤松社長は、値段交渉を受けた際はシステムを使った発注をディスカウントの条件にしているという。

「お取引先も希望が叶うだけでなく、こちらの業務も効率化できます。お互いに相乗効果が出ていると感じます」

顧客開拓と業務効率化を進めた藤松社長。現在は卸としての付加価値をつけることで、売上の増加と顧客のリピート率向上を図っている。

卸売の付加価値となる、小規模飲食店のための物流センター構想

小規模飲食店に選ばれる、京都の総合卸。IT化で従業員の伝票入力時間を削減。~ふじまつ・藤松幸一社長

ふじまつは酒類の他にも、カット葱やレモンなどの食品や、お箸・おしぼりといった備品の販売を展開。さらに、小規模店舗が必要とする小ロットの注文に対応している。

「おしぼりでいいますと、ほとんどのお店は小規模でもケース単位で業者から買っていたんです。これをうちでは一袋から配達するので、在庫を持たなくていいですよと呼びかけました。このサービスが喜ばれて、リピート率の向上に繋がったのです」

他社の卸にできないことをすることで、外せない存在になる。藤松社長は今後の展開をこう語った。

「目指すは『小規模飲食店の物流センター』になること。それが、これからの当社の付加価値だと思っています」

同業との共同配送で、さらなる業務効率化

さらに、配送の担い手不足を解消するため、他社との共同配送も考えているという。

「配達先の地域には、他の卸さんも回っていることがよくあります。お互い人手が足りないのならば、一緒に積荷をまとめて配達して、問題解決しませんか?と呼びかけているんです。すでに大阪の一部では始めています」

ふじまつにとって目指すべきところは、自社の一人勝ちではなく、業界全体の活性化に貢献することだ。今後も飲食店や酒販卸にとって、同社の存在が必要とされていくに違いない。


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株式会社ふじまつ

住所:京都府京都市南区上鳥羽大柳町12-2
電話:075-691-1547
事業内容:酒類全般・米穀・冷凍冷蔵食品・雑貨の卸業務・小売・通信販売
公式HP:http://fujimatsu.jp/

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