企業インタビュー

「なぜ女性は、イカ天を敬遠するのか?」の先にあった大ヒットのカギ~イカ天瀬戸内れもん味(まるか食品)

2015年10月14日

「一般的にイカ天は、皆さんがイメージする通りお酒のおつまみとしての需要が多い商品です。出荷がピークを迎えるのは、人が集まってお酒を飲む機会が増える、お花見、お盆、年末年始の年3回です。そこに向けて新商品を開発するということはなく、大容量のお得なパックを作ったりする程度でした。ただ、それでは各メーカーさんと横並びで大した差別化もできません。弊社にとって、ある程度の売上が見込めるピーク時期に注力するよりも、それ以外の谷間をいかに埋めるかということが課題だったのです。それを解決するために、10年ほど前から期間限定の新商品を開発するようになりました」

思いをカタチにするための徹底的な見直し

生産量日本一を誇る広島県産レモン

そんな中、13年夏に生産量日本一を誇る広島県産レモンを使ったイカ天を期間限定商品として発売した。

「広島県が特産のレモンに力を入れていたこともあり、地元の特産品を使ったレモン風味のイカ天作りに取り組んでみたのです。ただ、地元の特産品を掛け合わせるというコンセプトは良かったのですが、味の決定に半年余りかかってしまったこともあり、自信満々というわけではありませんでした…」

しかし、レモン風味のイカ天は想定外の反響を受ける。地元の尾道や広島県内のお土産店から「新しい広島土産に」とレギュラー化の依頼が多く寄せられたのだ。それを受けた同社は、期間限定の枠を外したレギュラー商品として売り出す方向に舵を取る。

通常のイカ天から大幅なサイズダウン

その際に坂本さんが行ったのは、イカ天のサイズ、味、パッケージデザインに至るまで、徹底的に商品を見直すことだった。その根底にあったのは、「イカ天を女性にも食べてもらいたい」という思いだ。

「お酒のおつまみとしてのイメージが強いイカ天は、味付けやボリューム感など、どうしても男性目線で考えてしまいがちです。そこで、扱っていただいているお土産屋さんを訪ねたり、女性社員の意見を聞いたりしながら、女性に喜んでもらえるイカ天作りには何が必要かを徹底的に追求しました。ひと口サイズにすれば大口を開けて食べるのを憚る女性にも受け入れられるんじゃないか、とか…」

企業インタビュー バックナンバー

おすすめ記事

関連タグ





業務用食品、衛生関連資材の購入は、BtoBプラットフォーム商談 eSmartで!会員登録無料・今なら3500ポイントプレゼント!

メルマガ登録はこちら