ノルウェー水産物審議会 2020年水産物年間輸出統計の実績を発表

掲載日: 2021年01月26日 /提供:ノルウェー水産物審議会

コロナ禍に於いてもノルウェー史上2番目の輸出額を達成

ノルウェーシーフードの市場開拓に取り組むノルウェー水産物審議会(本社:ノルウェー・トロムソ)は、 2020年の水産物年間輸出統計の実績を発表しました。新型コロナウイルス感染症の拡大により、厳しい 状況が続いた2020年でしたが、輸出量は前年比2%増の272万トン、輸出額は前年比1%減の1057億 NOK(ノルウェークローネ)相当で、ノルウェー史上2番目の輸出額を達成しました。 日本への総輸出量は10.5万トンで2019年から10%の増加となりました。また、輸出額は3%減少の 42.3億NOKとなりました。


ノルウェー水産物審議会CEO レナータ・ラーセン(Renate Larsen)は、ノルウェーの2020年のシーフード輸
出について、以下のようにコメントしました。
「2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、例年とは全く異なる年でしたが、ノルウェーシーフードの輸出は業界の協力により多大な困難を克服することが出来ました。ノルウェーのシーフードが世界的にどれだけの影響力を持つか実感し、国内における迅速な適応と世界中の消費における強固な地位を同時に維持できたことを誇りに感じます。」

また、ノルウェー水産物審議会 日本・韓国担当ディレクター ヨハン・クアルハイム(Johan Kvalheim)は日本市場について以下のように述べています。
「日本とノルウェーの長年にわたる水産物貿易の信頼関係は強く、日本はノルウェーにとって非常に重要な輸出相手国です。今後も水産大国である両国のビジネスの機会は増え続けていくと確信しています。」


サーモンの輸入量は過去最高、輸出額も2番目に高い


サーモンはノルウェーのシーフード輸出の中で輸出量と輸出額が最も高い魚種です。
<全体の輸出量・額>
●2020年総輸出量:114万トン前年比2%増
●2020年総輸出額:700.7億NOK 前年比3%減

<日本への輸出量・額>
●2020年輸出量:3.3万トン前年比3%減
●2020年輸出額:25.9億NOK 前年比8%減

ノルウェー水産物審議会のシーフード・アナリスト ポール・T・アンダール(Paul T. Aandahl)は以下のコメントを述べています。
「2020年のサーモンの輸出額は過去2番目に高く、輸出量は過去最高です。新型コロナウイルス感染症の拡大により、小売業における加工製品の需要が増加した事から、ノルウェーで加工されるサーモンの割合が増加、 水産加工品の割合は、2019年の20%から2020年には23%に増加しました。 その事によりサーモン加工品を第三国へ輸出するEUを中心とした各国、ポーランド、デンマーク、オランダなどへの輸出も増加傾向です。一方、一部の市場では、輸出額が減少しました。イタリア、中国、リトアニア、香港などです。」


サーモントラウトは輸出量、輸出額共に増加


サーモントラウトはノルウェーのシーフード輸出の中で輸出量と輸出額が2番目に高い魚種です。
<全体の輸出量・額>
●2020年総輸出量:7.2万トン前年比21%増
●2020年総輸出額:38.7億NOK 前年比5%増

<日本への輸出量・額>
●2020年輸出量:4,536トン前年比24%増
●2020年輸出額:3.3億NOK 前年比20%増

「近年多く変動しているサーモントラウトの輸出。2020年の輸出額は2016年の記録的な年に次いで2番目に高い年となりました。」とポール・T・アンダールは述べています。


サバの輸出量は新記録を達成


サバは前年比26%で輸出量の総増加率が一番高く、漁獲部門では輸出額が2番目に高い魚種です。
<全体の輸出量・額>
●2020年総輸出量:30万トン 前年比26%増
●2020年総輸出額:49.7億NOK 前年比16%増

<日本への輸出量・額>
●2020年輸出量:6万トン 前年比21%増
●2020年輸出額:10.1億NOK 前年比6%増

*輸出量が多い国々の中国、ベトナム、タイなどへ輸出されたノルウェーサバも日本市場向けに塩サバなどに 加工されています。

「サバの割り当て量が前年比41%増加したことにより、2020年は輸出量が大幅に増加すると予測されていました。 通常、供給の増加は市場に対応した価格の下落につながりますが、ノルウェーサバの日本、韓国、台湾などの重要市場での良好な需要が価格の下落を緩やかなものとしました。 アジアの重要市場では、サバが食文化に強く根付いている日本に加えて、近年の韓国ではEコマースを通じての健康志向の訴求や、多彩な商品開発などの売上拡大への施策が効果を上げています。 これらすべての要因がノルウェーサバの消費の増加に寄与しています」とノルウェー水産物審議会のペラジック戦略担当マネジャー ヤン・エリック・ヨハンセン(Jan Eirik Johnsen)は述べています。
*ノルウェークローネ、1NOK=約11.08円(2020年平均TTB)

ノルウェー水産物審議会について
ノルウェー水産物審議会(Norwegian Seafood Council)は、世界の重要市場において、ノルウェー産シーフードの価値を高める事を目標に市場インサイト調査、流通・消費者マーケティング、リスクマネージメントを柱に活動を行っています。ノルウェー漁業省が所有する公共企業で、ノルウェーの北部の水産都市トロムソに本部を構え、世界12カ国に支部を設置しています。NSCはノルウェーの漁業・養殖業界と連携し、ノルウェー産シーフードの市場開拓、需要の強化を図っています。ノルウェー産シーフードやノルウェーの水産業に関する情報は、seafoodfromnorway.jp をご参照ください。

提供元:PR TIMES

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