グリーンコープ生協ひろしま、9月25日(月)より新型移動販売車「走るお店げんきくん号」の運用を開始

掲載日: 2023年09月22日 /提供:一般グリーンコープ共同体

広島県の過疎地で進行する「買い物難民」問題を解決するために

西日本を中心に16の生協で構成されている一般社団法人グリーンコープ共同体(本部:福岡市博多区、代表理事:片岡宏明、以下グリーンコープ)所属のグリーンコープ生活協同組合ひろしま(以下、グリーンコープ生協ひろしま)は、9月25日(月)より新型の移動販売車「走るお店げんきくん号」の運用を開始します。


専用の新型移動販売車には、新たに冷蔵ショーケースを設けています。ショーケースによって、冷蔵食品を多く運べるようになるだけでなく、お客様は商品を見やすく、そして選びやすくなります。

なお、今回の新型移動販売車の導入はグリーンコープで実施した「2018年7月 西日本豪雨災害支援カンパ」で集まった募金を原資としています。2018年の被災以来、グリーンコープの組合員を中心に5年以上にわたって「支援の輪」が続いた結果、今回の新型車両導入を実現することができました。



グリーンコープ生協ひろしまが移動販売に取り組む背景


農林水産省が今年4月に公表した「『食料品アクセス問題』に関する全国市町村アンケート調査結果」によりますと、1013市町村のうち87.2%の883市町村が「対策が必要」、または「ある程度必要」と回答しています。日本の高齢化率は上昇の一途をたどっています。車で行ける距離に大型スーパーマーケットがあったとしても、高齢者が安全に車を運転することは、年齢とともに難しくなっていきます。「買い物難民」問題への対応は、ますます地域の重要な課題となるのは確実な情勢です。
とはいえ、深刻化する「買い物難民」問題に対し、行政単独で対応しようとしても人員、予算などの制約から、どうしても限界が生じます。そこでグリーンコープ生協ひろしまは地域の行政と力を合わせ、この問題の解決に取り組むべく、移動販売車をスタートしました。2018年9月に広島県呉市4カ所から始まり、年々、多くの地域からの要望を受け、現在では14ヶ所で開催されるまでになっています。

運行ルート


【毎週月曜日】
11:30 小屋浦4丁目・トイシバ電機前(住所:安芸郡坂町小屋浦2丁目45-9)
13:00 小屋浦町有住宅・災害公営住宅前(住所:安芸郡坂町小屋浦1丁目7)
13:50 くぼ歯科駐車場(住所:安芸郡坂町坂西1丁目23-8)
14:30 北新地災害公営住宅(住所:安芸区矢野西2丁目12-1)

【毎週木曜日】
12:30 内平地区(住所:安浦町大字内平)
12:50 市営住宅(住所:安浦町中央4丁目4) 
13:40 女子畑地区・集会所横(住所:安浦町大字女子畑1788-1) 
14:00 お寺前(住所:安浦町大字女子畑747) 
14:20 砂利駐車場(住所:安浦町大字女子畑2482) 
14:40 下垣内地区(住所:安浦町大字下垣内) 
14:50 中畑地区・集会所(住所:安浦町大字中畑434) 
15:10 市原(住所:安浦町大字中畑1385) 

組織概要


一般社団法人グリーンコープ共同体
福岡市博多区博多駅前一丁目5番1号
代表理事 片岡宏明
https://www.greencoop.or.jp/

2018年、グリーンコープ生活協同組合連合会や、社会福祉法人グリーンコープ、労働協同組合など、九州(福岡、佐賀、長崎、大分、熊本、宮崎、鹿児島)、近畿(大阪、兵庫、滋賀)、中国(鳥取、岡山、島根、広島、山口)、そして福島の16の生協、各種団体とともに「一般社団法人グリーンコープ共同体」を設立。ひとつのグリーンコープのように持てるものを共有・連帯しながら、それぞれの地域に根ざした生活協同組合として活動してきました。「安心・安全な食べものを子どもたちに食べさせたい」という母親の想いからはじまって、それぞれの地域を豊かにしていくことを目指しています。

提供元:PR TIMES

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