AI潅水施肥システムのゼロアグリ、低CO2川崎ブランド’21の大賞を受賞

掲載日: 2022年01月27日 /提供:ルートレック・ネットワークス

農業栽培における大幅なCO2削減を実現

株式会社ルートレック・ネットワークス(本社:神奈川県川崎市 代表取締役社長:佐々木伸一、以下当社)の開発するAI潅水施肥システム「ゼロアグリ」が、川崎市が認定する2021年度の「低CO2川崎ブランド」の大賞に選ばれましたので、お知らせいたします。





受賞の背景

世界の温室効果ガス排出量のうち、農業分野における水田、家畜、肥料などからの排出量は全体の1/4を占めていると言われています。国内においても農林水産省は、「農畜産業からのメタン・N2O(※)排出削減」というテーマで、CO2潜在削減量として17億トンを見込み、取り組みを行なっています。

ゼロアグリは、農作業の潅水と施肥をIoTとAI技術により自動化し、「高収量・高品質・省力化」を実現したスマート農業システムです。今回青森県の夏秋トマト栽培における実証実験において、ゼロアグリを使わない慣行栽培と比較し、約48%の温暖化効果ガス排出量を削減いたしました。ゼロアグリの活用により、農業生産における省力化や品質安定が実現するだけではなく、環境にも優しい栽培を行うことが可能となります。

本制度は、川崎市が地球温暖化対策の一環として低炭素化に向けた川崎発の製品・技術等を認定するものとなります。2009年度より取り組みが始まっており、これまで川崎市内の優れた環境技術を有する企業が認定をされてきました。
「低CO2川崎ブランド」詳細はこちら:http://www.k-co2brand.com/brand/about/

(※)N2Oとは 亜酸化窒素(N2O)は、主に農業における土壌から発生する成分で、投入された窒素肥料が土壌内の微生物より変化を受ける過程で生成されます。二酸化炭素(CO2)の約300倍の温室効果があると言われており、肥料等の削減による取り組みが必要とされています。


当社代表取締役社長 佐々木伸一のコメント

農業を取り巻く現状は、農業人口の高齢化・担い手不足といった社会的問題に加えて、水の枯渇・多施肥による地下水汚染や温暖化効果ガスの排出といった環境問題についても課題を多く抱えています。また、地球温暖化による気候変動により、今まで培ってきた栽培技術の承継が難しくなってきました。これら農業の課題をデジタル化することにより解決する事を目的に、ゼロアグリは誕生しました。現在、国内外に300ヶ所を超える導入が進み、ゼロアグリの機能向上および技術普及を強化していくことにより、農業の社会的課題を解決すると同時に、農業栽培における温暖化効果ガス排出を削減、カーボンニュートラルの実現にも貢献していきたいと考えています。


ゼロアグリとは

・環境センサー情報や気象情報を元に、作物にとって最適な潅水量と施肥量をゼロアグリのAIが判断し自動で供給する事ができます。
・慣行栽培と比較して、肥料の使用量を削減することで、温暖化効果ガス排出量を削減することが可能です。
ゼロアグリの仕組み
管理画面上から見ることができるデータ


ルートレック・ネットワークスについて

当社は、2005年の創業以来培ってきたM2M/IoT技術を基に、2010年 総務省 広域連携事業の「ICTを利活用した食の安心安全構築事業」を契機に、明治大学黒川農場との共同研究により、スマート農業事業に参入しました。2013年からAI潅水施肥システム「ゼロアグリ」の提供を開始し、2015年より国内外への本格出荷を開始して、現在全国の農家・農業試験場にて累計300台以上導入いただいております。2018年には、第4回日本ベンチャー大賞(農業ベンチャー賞 農林水産大臣賞)を受賞、同年 経済産業省よりJ-Startup企業、内閣府官邸 先進的技術プロジェクト「Innovation Japan」にも選出されました。

※記載されている会社名、製品名などの固有名詞は、各社の登録商標または商標です。

提供元:PR TIMES

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