掲載日: 2017年03月01日 /提供:アサヒグループホールディングス
2017年3月1日
アサヒグループホールディングス株式会社
アサヒグループホールディングス(本社 東京、社長 小路明善)と、ミャンマーの現地企業ロイヘイン(本社 ヤンゴン、会長 Dr.サイ)が設立した合弁会社アサヒロイへインは、2017年2月中旬より、乳性飲料「カルピスラクト」を、ミャンマーで発売します。本年は、ヤンゴン及びマンダレーを中心に販売し、順次エリアを拡大していきます。「カルピス」ブランドを展開する国としては、東南アジアで5ヶ国目にあたり、ミャンマーにおいて「カルピス」ブランドを展開するのは初めてです。
「カルピスラクト」は、「カルピス」由来の乳酸菌で発酵した「カルピス酸乳」を配合した、甘ずっぱいおいしさの乳性飲料です。「カルピスウォーター」のように、水で割らずにそのまま飲めるストレート飲料で、一度に飲みきれるミニボトル(140ml)で販売します。商品の製造は、アサヒグループホールディングスとタイの現地企業オソサファ社の合弁会社であるカルピスオソサファ社が行い、アサヒロイヘインは輸入・販売します。
「カルピスラクト」は、2009年からタイで販売している「カルピス」ブランドで、「カルピス」独自のフレーバーによる、甘ずっぱい味わいが受け入れられています。ミャンマーでの発売にあたり、お客様に評価いただく味わいはそのままに、パッケージデザインは、タイのデザインをベースとしつつ、商品名を表面に日本語、裏面に英語で記載するデザインに変更しました。
ミャンマーにおける「カルピスラクト」の販売想定価格は約400チャット(日本円で約35円)で、メインターゲットは10代~20代の男女です。アサヒロイヘインは、スーパーマーケットやコンビニエンスストアのほか、現地の学校に向けて、サンプリングや売り場づくりなどのチャネルに合わせた販促提案を強化し、商品価値をお客様に訴求していきます。
ミャンマーは、ASEAN内でインドネシア、フィリピン、ベトナム、タイに続く5,000万人を超える人口を抱える注目の市場で、ミャンマーにおける乳性飲料市場は、現在は規模としては小さいものの、今後の経済成長に伴い、急速に拡大することが期待されています。
アサヒグループは、「カルピスラクト」発売により、日本ブランドとして初めてミャンマーの乳性飲料市場に進出します。世界30ヶ国以上で販売される「カルピス」ブランドのさらなる認知度向上に取り組むとともに、ミャンマーにおける乳性飲料市場の構築を目指します。
【商品概要】
商品名 | カルピスラクト |
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発売時期 | 2017年2月中旬 |
容器・容量 | ミニボトル140ml |
製造工場 | タイ カルピスオソサファ社 アユタヤ工場 |
発売地域 | ミャンマー全域 |
販売目標 | 288,000本 |
アサヒグループホールディングスのシンガポール子会社であるアサヒグループホールディングスサウスイーストアジア(AGHSEA)と、ミャンマーの現地企業ロイヘインは、2014年に炭酸飲料の製造販売を行う合弁会社アサヒロイへインを設立しました。
ロイヘインはミャンマーにおける清涼飲料の国内大手三社の一社であり、特にミャンマー第二の都市マンダレーで強い基盤を持っています。アサヒロイヘインは、ロイヘインの認知度のあるブランドや流通網等に、当社の生産・品質管理技術や商品開発ノウハウ等を加え、事業基盤を強化しており、2016年2月には、アサヒブランドとして初めて「ウィルキンソン」をミャンマーに上市しました。
「カルピス」ブランドは、1966年の台湾での発売を皮切りに、現在、30ヶ国以上で販売されています。現地の嗜好に合わせて中味設計や商品名を変えたものも多く、タイでは、2009年より「カルピス ラクト」ブランドを販売しています。2013年にはタイの現地企業オソサファ社と合弁会社を設立し、2014年にアユタヤ工場を竣工、「カルピス」ブランドのさらなる認知度向上と、拡販を図っています。
また、アサヒグループホールディングスの傘下で、マレーシアにおいて飲料事業を展開するエチカビバレッジズは2015年12月より、「カルピス」ブランドを展開しています。現在、ペットボトルやテトラパックで3品種8アイテムを発売しており、2016年1-12月累計の販売数量は計画比約3倍と好調です。スーパーやコンビニエンスストアの他、学校や地域の小売店などへも販売網拡大しています。
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