グローバルな食料安全保障に向けた結束のためのベルリン閣僚会合の結果概要について

掲載日: 2022年06月25日 /提供:農林水産省

プレスリリース

グローバルな食料安全保障に向けた結束のためのベルリン閣僚会合の結果概要について

令和4年6月25日
農林水産省

令和4年6月24日(金曜日)、ロシアのウクライナ侵略がもたらしている現下の食料危機への対応について議論するため、グローバルな食料安全保障に向けた結束のためのベルリン閣僚会合が開催され、武部農林水産副大臣がオンラインで出席しました。

1.概要

令和4年6月24日(金曜日)、世界の食料危機への対応について議論するために、G7議長国であるドイツの呼びかけで閣僚級(外務・開発・農業)会合が開催され、我が国からは林外務大臣と武部農林水産副大臣がオンラインで出席しました。
会合には、G7の他、ウクライナ、志を共にする国や食料危機の影響を受ける国の閣僚、国際機関の長も出席し、世界の食料安全保障の確保に向け、共同で取り組むことを確認しました。
各国大臣から、ロシアが侵略を直ちに中止すべきことや、世界の食料不安を引き起こしているのは、ロシアの侵略行為であって、ロシアに対する制裁ではないこと等の発言がありました。武部農林水産副大臣からは、喫緊の人道支援を優先するのはもちろんであるが、同時に、長期的な課題を疎かにすることなく、持続可能な農業システムの構築に向け、G7がリードすることの重要性を訴えました。また、ウクライナのソルスキー農業政策・食料大臣からは、ロシアはウクライナの穀物輸出の再開を妨げないと言っているが、実際は輸出ターミナルへの攻撃を続けていると批判しました。
今次会合を受け、議長総括が発出される予定です。

2.開催日時

令和4年6月24日(金曜日)21時30分~26時15分(日本時間)

3.出席国・国際機関

(G7)日本、ドイツ(議長国)、カナダ、フランス、イタリア、英国、米国、欧州連合(EU)
(G7以外の参加国)バルバドス、デンマーク、ドイツ、インドネシア、セネガル、アルバニア、バーレーン、コンゴ(民)、エチオピア、インドネシア、コソボ、モーリタニア、オランダ、ナイジェリア、北マケドニア、ノルウェー、ルーマニア、セルビア、南アフリカ、スペイン、カタール、チュニジア、トルコ、ウクライナ、アラブ首長国連邦、アフリカ連合
(主な機関)国際連合(UN)、国連世界食料安全保障委員会(CFS)、国連貿易開発会議(UNCTAD)、国連児童基金(UNICEF)、国連食糧農業機関(FAO)、国際農業開発基金(IFAD)、国連世界食糧計画(WFP)、世界自然保護基金(WWF)、世界銀行他、民間団体代表等

4.我が国の発言

会合における武部農林水産副大臣の発言のポイントは以下のとおりです。
・食料不足に苦しむ人々への支援等、喫緊の課題への対応が最優先事項だが、そのために長期的な課題を疎かにしてはいけない。
・危機時においても強じん性を確保するため、農業・食料サプライチェーンの多様化を図る必要。
・不当な輸出規制を回避することに加え、貿易の透明性と予見性の確保が重要であり、その観点から、農業市場情報システム(AMIS)の機能強化が必要。
・供給不足による肥料価格の高騰に対応するために、肥料の増産だけでなく、効率的な利用促進やイノベーションによる解決を促すために、投資を促進する必要。
・持続可能な農業システムの推進に万能の解決策はなく、各国がそれぞれの条件の下、各国に適した方法で持続可能性の向上に努め、知見を共有し、国際的な連携を強化することが肝要。

お問合せ先

輸出・国際局国際戦略グループ

担当者:山下、島内
代表:03-3502-8111(内線3507)
ダイヤルイン:03-6744-1501

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