農林水産省 大臣等記者会見 2022年01月28日 - ● (大臣から)季節食品の需要に応じた販売の呼び掛け ● 原油等価格高騰への対応等 ● ウクライ…

掲載日: 2022年01月28日 /提供:農林水産省

金子農林水産大臣記者会見概要

日時 令和4年1月28日(金曜日)8時43分~8時51分 於: 参議院議員食堂
主な質疑事項
  • (大臣から)季節食品の需要に応じた販売の呼び掛けについて
  • 原油等価格高騰への対応等について
  • ウクライナ情勢による食料供給等への影響について
  • 恵方巻の食品ロス量について
  • アニマルウェルフェアに配慮した飼養管理指針について

冒頭発言

大臣

私から御報告があります。農林水産省では、食品ロスを削減するため、食品小売業者に対しまして、季節食品の需要に見合った販売を呼び掛けています。2月3日の節分の日に恵方巻が販売されていますが、多くの食品スーパー、コンビニでは、当省からの呼び掛けに応じまして、本日時点で65の事業者が予約販売に取り組んでいます。新型コロナの感染が拡大している現在では、予約販売には店舗での密を防ぐ効果もあります。今日から明日にかけまして、予約期限となる事業者も多いので、購入される方は、食品ロスの削減につながるよう、あらかじめ予約をするなどして、恵方巻を愉しんでいただきたいと思います。社会全体で食品ロス削減を進めるため、消費者庁・環境省とも連携して、3省庁で呼び掛けています。以上です。

質疑応答

  • 原油等価格高騰への対応等について

記者

原油が高騰しているのに伴いまして、食品なども価格の高騰が相次いでいるのかと思うのですが、それに対して、現状の受け止めと、あと、事業者に対しての対策などがありましたら教えてください。

大臣

現在、施設園芸や漁業で利用されるA重油等の価格が高値水準であるほか、中国の飼料需要の増加や海上運賃の上昇などによりまして、配合飼料価格も高騰しております。農林水産省といたしましては、関係する農林漁業者の経営安定に向けまして、これらの影響を緩和するために、補てん金を交付する制度を着実に実施してまいります。食品の価格も、小麦粉や砂糖や食用の油、輸入食肉などの原材料を輸入しているものは、昨年来の原材料価格の高騰や物流経費等の上昇によりまして、値上げせざるを得ない状況と理解しております。引き続き、これらの食品価格の動向や事業者間の取引の状況を注視しまして、情報の収集・分析と、消費者等への情報発信を強化してまいりたいと思います。

  • ウクライナ情勢による食料供給等への影響について

記者

今の質問に関連しまして、ウクライナ情勢についてお尋ねします。侵攻する懸念があるロシアとともに、小麦やとうもろこしの輸出国ですけれども、穀物相場への影響とか、それから日本の食料供給体制への影響について、現時点の見通しがありましたら教えてください。

大臣

ウクライナについては、現在、我が国との農林水産物の貿易はほとんどありません。一方、今後、緊張状態が高まってくれば、穀物相場や国際貿易への影響も出てくるおそれもあることから、引き続き情報収集に努めるとともに、今後の影響を注視していきたいと思っております。

  • 恵方巻の食品ロス量について

記者

冒頭の恵方巻についてお伺いしたいんですけれども、去年も予約販売をしていた事業者は多かったと思うんですが、どれぐらいの食品ロスがあったのか、分かれば教えていただきたいです。

大臣

農林水産省では、恵方巻のロスの削減に向けた取組を2019年から呼びかけ始めました。その結果、昨年は一昨年と比べまして、この取組に参加する小売事業者の数や予約販売の量も増えまして、また、当日の販売でも、営業時間内に完売する例が多かったと承知しております。実務的に調査が難しいこともありまして、農林水産省といたしましては、恵方巻のみのロス量を把握しておりませんが、ロス削減に取り組む企業からの聞き取りによりますと、2021年には2019年と比較して恵方巻の廃棄が半分以上減少したとの声も聴いているところでございます。小売事業者のこれまでの取組は、着実に消費者の購買行動を変化させまして、社会全体で食品ロス削減に取り組む機運を高めてきたと考えています。

  • アニマルウェルフェアに配慮した飼養管理指針について

記者

アニマルウェルフェアの指針のことで伺いたいんですけれども、昨日、国の方で指針を作るという方針を示されたかと思いますが、アニマルウェルフェアが生産コストの上昇ですとか、畜産物価格の上昇につながるという指摘もあると思うんですけれども、その辺りどのように対応されるか、お考えを伺えればと思います。

大臣

昨日、アニマルウェルフェアに関する意見交換会を開催して、農林水産省からは、アニマルウェルフェアに配慮した飼養管理を一層普及・定着させるという国としての姿勢を明確にするため、OIEコードに基づく新たな指針を国が策定するとの考え方を示したところであります。今後、農林水産省といたしましては、我が国においてアニマルウェルフェアに配慮した生産体制の確立が加速されるよう、意見交換会での御意見も参考にいたしまして、アニマルウェルフェアの普及・推進を図ってまいりたいと考えております。

報道官

ここで大臣会見を終了させていただきます。

以上



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