掲載日: 2014年11月04日 /提供:山口県庁
平成26年 (2014年) 11月 4日
山口県農林総合技術センターは、産学公で開発に取り組んでいる「攻めの農業」を実現する革新的技術を全国に発信するため、農林水産省主催「アグリビジネス創出フェア2014」において、実物やパネルの展示、プレゼンテーションを行います。
平成26年11月12日(水曜日)~14日(金曜日) (3日間とも午前10時~午後5時)
東京ビッグサイト西4ホール(東京都 江東区 有明 3-11-1)昨年の様子
(1) 展示技術(詳細は下記を参照)
山口型移動式高設栽培システム「スライドらくラック」による高位生産と省エネ技術
2重アーチ構造によるパイプハウスのリノベーション技術
高保温性内張り資材(布団資材)による保温と暑熱対策
局所加温用テープヒータシステムによる省エネ技術
太陽光エネルギーを蓄熱利用する省エネシステム
(2) プレゼンテーション
題名 太陽光エネルギーを蓄熱利用するイチゴ省エネシステムの性能評価
演者 山口県農林総合技術センター 鶴山 浄真(つるやま じょうしん)
日時 平成26年11月14日(金曜日) 午前11時30分~11時55分
(1) 攻めのイチゴ生産実証コンソーシアム
構成員:佐藤産業(株)、(株)サンポリ、(株)瀬戸内ジャムズガーデン、
宇部工業高等専門学校、山口県
(2) 施設園芸省エネ協会
構成員:佐藤産業(株)、(株)ジオパワーシステム、東洋殖産(株)、東レ(株)、
光メタルセンター(株)、山口県
山口県農林総合技術センター 農業技術部 園芸作物研究室 日高 TEL:083-927-7026
<参考1> アグリビジネス創出フェア
全国の産学公の各機関が有する、農林水産・食品分野などの最新技術や研究成果を、展示やプレゼンテーションなどで分かりやすく紹介し、研究機関間の連携研究や研究機関と事業者との連携を促す場として開催する「技術・交流展示会」です。本年度は、全国147の機関が最新の研究成果を出展するとともに、講演やセミナー、シンポジウムなど、来場者と出展者との連携を促す様々な企画が行われます。
詳細はフェアのホームページを御覧ください。http://agribiz-fair.jp/
<参考2> 展示技術
山口型移動式高設栽培システム「スライドらくラック」による高位生産と省エネ技術
ラック(栽培槽)を左右に移動させることにより、同じ面積のハウス内により多くの株を植栽できるようにしたもの。
2重アーチ構造によるパイプハウスのリノベーション技術
既存のパイプハウスを利用し、より強度や採光性に優れるように作り変える技術。
高保温性内張り資材(布団資材)による保温と暑熱対策
布団資材とは、布の間にポリエステル綿を挟んだ布団のような資材を使うことにより、従来のフィルム資材より断熱性を高めたもの。この布団資材をハウスの内張りに使用して、ハウス内の気温を植物の生育適温に保つ技術。
局所加温用テープヒータシステムによる省エネ技術
スポット加温が可能なテープを、イチゴの株元に沿わせて設置し、株元部分のみを加温することで、暖房コストを削減する技術。
太陽光エネルギーの蓄熱利用省エネシステム
日中ハウス内暖気を栽培槽下の蓄熱槽(ぐり石)に蓄えておき、夜間放熱して栽培槽を暖めることで暖房コストを削減する技術。
お問い合わせ先
山口県農林総合技術センター
Tel:083-927-7026
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