ブームの真相

販売元もビックリの反響。売り切れ続出の「スーパー大麦」とは

2016年11月01日

販売元メーカーも驚いた、売り切れ続出の「スーパー大麦」

美容や健康に対する意識が高い女性を中心に、全世界で数々のブームを生み出してきたスーパーフード。テレビや雑誌などで大きく取り上げられ、最近ではコンビニの店頭や飲食店のメニューでも見かける様になった。過去には「ココナッツオイル」「アサイー」など数々の食材が登場し、単なる食材としてだけでなく、健康食品としても話題を呼んだ。そして今、新たな食材が注目を集めている。

それが『スーパー大麦』だ。2016年9月にTVで紹介されると、瞬く間に話題となり、生産が追いつかない状態が続いていた。すでに巷の美容サイトや健康関連のサイトでは「肌荒れが治った」「お通じが良くなった」「よく眠れるようになった」「むくみが取れた」など、ユーザーの感想が多く寄せられ、その注目度とユーザーの期待の高さが伺える。今回は、スーパー大麦「バーリーマックス」販売元の、帝人株式会社・三好孝則さんの解説とともに、スーパー大麦ブームの真相を紐解いてみたい。

スーパー大麦は、何がどうスーパーなのか?

スーパー大麦の前に、そもそも大麦とはどんな食品だろうか。大麦は世界でもっとも古くから栽培されていた作物のひとつだ。豊富な食物繊維を含み、胃腸の調子を整え、消化を助ける漢方薬としても使われてきた。近年では低炭水化物食品(いわゆる低GI食品)として注目を集めており、ダイエットフードとしても期待されている。

その大麦のさらに上をいく穀物が、スーパーフード「スーパー大麦」だ。

バーリーマックスの食物繊維含有量

バーリーマックスの食物繊維含有量

「スーパー大麦と呼ばれているのは、大麦の品種『バーリーマックス』のことです。原産国であるオーストラリアの連邦科学産業研究機構が、10年の歳月をかけて開発した非遺伝子組み換えの大麦です。スーパー大麦には、大麦の2倍の水溶性食物繊維、4倍のレジスタントスターチ(難消化性でんぷん)が含まれています」(三好氏)

このレジスタントスターチが、腸内の善玉菌のエサとなり、腸内環境を整えるのに有効と言われているのだ。スーパー大麦が注目を集める背景には、腸の調子を整えて体の不調を改善する「腸活」など、他のブームも追い風となっている。

TVでの紹介を機にブームが一気に加速

食品メーカーも、スーパー大麦の健康効果に着目している。現在も複数のメーカーが採用を検討しているという。帝人でも2016年7月にスーパー大麦を使ったグラノーラや、ショートバー(グラノーラを固めて片手で食べやすくしたもの)の試験販売が開始され、メディアは新しいスーパーフードの登場をこぞって取り上げた。

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