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話題のワードを解説!「飲食人大学」「鮭キムチ」「1人で外食」

2016年02月26日

話題のワードを解説!「鮭キムチ」「1人で外食」「飲食人大学」

2016年2月上旬の「Yahoo!検索ランキング」急上昇ワードにランクインした食に関する言葉をいくつかご紹介。消費者の行動が次のニーズを教えてくれます。

1人で外食

2016年2月5日 27位→Yahooで検索

男性がひとりで外食する際の事情を調査したアンケート結果を紹介する記事がきっかけとなり、予想外の結果に対する感想や、ひとりで外食できない男性に対する疑問・批判・擁護など様々な意見が飛び交いSNSで話題となった。

調査結果は以下のようなもの。
●「あなたは普段、ひとりで外食をすることがありますか?」
⇒よくしている・時々する・・・53.7%
 ほとんどしない・したことがない・・・46.3%
●「あなたは、ひとりで外食することに抵抗がありますか?」
⇒抵抗はない・・・62.9%
 やや抵抗がある・かなり抵抗がある・ひとりで外食できない・・・37.1%

抵抗がある・できないという回答の理由としては、「恥ずかしい」「寂しい」「他人の目が気になる」「知らない店は値段が分からないので怖い」「常連が多そうで気後れする」「待つ時間にひとりで何をしていいのか分からない」などが挙げられた。

ここ数年、1人で外食を楽しむことをテーマとした書籍・漫画やドラマにはヒット作も多く、「おひとりさま」ブームに思えるが、実は男性の4割近くが1人での外食に抵抗を感じているとは意外な結果が出た。SNS上のコメントには「そんなに多いのか?」という驚きの声も多い。

「1人の方がゆっくり食事できる」「誰にも気を遣わず、自分のペースで好きなものを注文できる」という一人外食エンジョイ派の意見、「ひとり外食するぐらいなら1食抜く」「1人で入ると、大抵カウンター席に案内されることが不愉快」といった敬遠派、「ランチは大丈夫だが、夜は1人で食べるぐらいなら家まで帰る」「ファストフードなら大丈夫だが、居酒屋や焼肉屋は無理」という業態や時間帯を限定する意見など多数のコメントが寄せられた。

飲食人大学

2016年2月8日 8位→Yahooで検索

飲食関連の知識・技術を身につけ、3ヶ月で一人前の職人を育成する学校。飲食店経営・コンサルティング・人材紹介を行う株式会社RETOWNのグループ会社が運営しており、東京校と大阪校で「寿司マイスター専科」「焼鳥・鶏料理マイスター専科」、「パティシエマイスター専科」を開講している。新規開店をサポートするビジネスとしてTV番組で取り上げられた。

従来、職人の世界では親方や先輩から「目で盗んで覚えろ」と言われ、長年の修行経験の中で技術や知識を体得してゆくものとされてきた。寿司職人の場合、修行は通常10年以上といわれるが、飲食人大学では入学して4日目から毎日握りの練習を行い、1ヶ月で25種類の魚のさばき方を徹底指導。3ヶ月で現場の即戦力になるよう、基礎・応用・実践に渡った効率的なカリキュラムが組まれ、講師が徹底してポイントを指導する。授業料は60万円。受講生は他業種からの転身・飲食未経験者がほとんどだが、年齢も高い分、真剣さも高い。

飲食人大学・寿司マイスター専科では、2015年4月開校以降60人の寿司職人を輩出。うち7人は国内で、2人が海外で、自分の店をオープンさせている。卒業生が3人で営む大阪の寿司店は、開店から11ヵ月でミシュランガイド京都・大阪 2016に掲載され、なかなか予約が取れない一流店となっている。

番組では「短期集中型がいいのか長い修業がいいのかは、一概にどちらとも言えない」としたが、ネット上に見られる視聴者のコメントには「これはすごい」「通いたい」「外国の寿司職人向けに今すぐ英語で教えるコースを作るべき」といった肯定的なものが多いようだ。今後はパン職人を育てる「ブーランジェマイスター専科」も開設予定、これからの動向にも注目を集めている。

鮭キムチ

2016年2月8日 18位→Yahooで検索

北海道で製造・販売されている人気の「ご飯のとも」で、鮭をキムチにしたもの。以前からある2種類の異なる食材を組み合わせて作る商品は、湯葉とキムチの「ゆばキムチ」、明太子の調味液にツナを合わせた「めんツナかんかん」など、 最近よく見られるトレンドだ。

様々な職種の食のプロたちが、日本各地からお奨めの「ご飯のとも」を持ち寄り、各地方の代表を選抜するというTV番組で紹介されて検索数が急上昇した。
番組視聴者のツイートには「気になる、食べてみたい」「美味しそう」「未知の味だが、絶対うまい」などのコメントが寄せられた。

製造元のマエダ企画では、鮭キムチの他にも、鯖キムチ、帆立キムチ、イカ&数の子キムチなど様々な海鮮キムチを製造しているが、海鮮キムチの難しさは、魚の旨みをどうキムチに合わせるか、その発酵度合や使う海産物の品質とのバランスを探す事にあるという。

看板商品の「くにをの鮭キムチ」は、社長が札幌で焼肉屋を経営していた時に、創作メニューとして提供し、サーモンの脂の甘味・旨味とキムチの酸味・辛みのバランスが絶妙だと人気を集めていた一品。常連客のリクエストにより製品化したところ、口コミで評判を呼び、発売半年で2万個を売り上げる人気商品となった。一瓶150g、864円(税込)。

商品のクオリティを保つため、材料のカットから調味料の調合、漬け込み、瓶詰めまで全てを店主夫婦の手作業で行っている。生産数に限りがあるため、常に品薄状態で手に入りにくいことも消費者の購買欲求を刺激しているようだ。

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