業界動向

飲食店DXの第一歩を踏み出そう。無料で始められるITツールまとめ

2022年04月18日

飲食店DXの第一歩を踏み出そう。無料で始められるITツールまとめ

人手不足に悩まされている飲食業界。コロナ禍が直撃したことで事態はますます深刻度を増してきた。限られた人数で、売上やサービス品質を維持するには、今まで通りの営業では難しいだろう。

そこで今回は、飲食店が抱える問題解決の糸口になりうるITツールを紹介する。無料で試せるプランや、初期費用0円で導入可能なものを厳選したので、気になるものがあれば検討し、DXへの第一歩を踏み出してほしい。

POSレジ

POSレジは、会計と同時に売上の詳細情報を記録・管理するシステムだ。日々の会計業務を精度高くスピーディーに行えるほか、蓄積データを在庫管理やマーケティングに活用することで、新メニュー開発や営業戦略にも反映できる。

飲食店経営者にとって強い味方となるPOSレジだが、中でも特に導入しやすいものをいくつかおすすめしたい。

Airレジ

リクルートが提供するPOSレジサービス「Airレジ」はCMなどによる広告も積極的に行っているため知名度が高く、耳にしたことがある人も多いだろう。導入実績も2021年12月時点で617,000件に上るなど、業種や規模を問わず多くの店舗が利用している。

基本的な会計機能のほか、売上管理・分析機能、会計ソフトとの連携機能などを搭載している。シンプルな操作画面と自動で行われる売上集計機能で、POSレジ導入初心者も安心だ。

サービス名 AirREGI
初期費用 無料
月額費用 無料

加えて、同社の提供するキャッシュレス決済サービス「Airペイ」を利用すれば、クレジットカード決済や電子マネー決済、ポイント払いへの対応も可能になる。iPadやiPhoneと専用のカードリーダーを用意するだけで導入できる手軽さも魅力だ。

サービス名 Airペイ
月額固定費 無料
振込手数料 無料
決済手数料 3.24%or3.74%

ユビレジ

ユビレジも飲食関係者から高い支持を集めているPOSレジだ。搭載された分析機能によって売れ筋・死に筋商品の把握が可能になるほか、複数店舗の売上傾向の把握、詳細な顧客管理なども実現可能だ。在庫管理システムや店舗管理システム、決済サービスなどさまざまなサービスと連携できる点もポイントだ。

オプションとして手持ちのiPhoneやiPadを利用してオーダーを行う「ユビレジハンディ」が提供されている。これにより飲食店の注文管理やキッチン伝票の作成・会計がより楽になると考えられる。この場合「ユビレジ プレミアムプラン」への契約が必要となる。まずお試しプランを利用してみるのがいいだろう。

サービス名 ユビレジ
プラン お試しプラン ユビレジハンディ プレミアムプラン
費用(単月) 無料
※iPad含む周辺機器のレンタル
1,500円(税別)
※1端末あたり
6,900円(税別)
費用(年払) 17,100円(税別) 78,660円(税別)

「Airレジ」「ユビレジ」共に、iPadなどの端末のほかプリンタやバーコードリーダーなどの周辺機器が既にあれば、初期費用をかけずに導入できる。

Web予約システム

今や飲食店にとって必要不可欠になりつつあるWeb予約システム。スムーズな予約がお客様満足度の向上にもつながるため、よく吟味して導入を決めたい。

ここでは初期費用0円で利用できる予約システムを2つ紹介する。

レストランボード

レストランボードは、基本料金0円から始められるリクルートのアプリである。Airレジとの連携もしているため、まとめて導入することで負担が少なくなる。直感的に操作できる予約台帳や店舗の稼働状況が分かるテーブル管理、リピーターの把握が容易になる顧客台帳などが搭載されているので飲食店経営がぐっと楽になる。

さらに、ブログ感覚で簡単に店舗HPを作成できる機能や、顧客台帳の情報を活用したDM配信などのオプションもあるため、集客の幅を広げたいと考えている飲食店に向いている。

ネット予約が自動反映される機能もある。利用にはリクルートが運営するサービス「ホットペッパー」の利用が条件となるが、店舗に来るお客様がホットペッパー経由で来店することが多い場合は利便性が高まるだろう。

サービス名 レストランボード
初期費用 0円
月額費用 0円
その他 基本機能の利用のみ
(メッセージ配信、HP作成、ネット広告配信はオプション)

リザーブキーパー

リザーブキーパーは、飲食店向けの予約管理・顧客管理システムである。ネット環境があればPCブラウザでもiPadアプリでも予約台帳が利用できるほか、電話着信と同時に顧客情報を検索・表示する連動オプションも搭載されている。

収集したお客様情報をもとに、キャンペーンメールを一斉配信したり、ショートメールにより予約済みのお客様にリマインドを送ったりと、飲食店にとって嬉しい機能がそろっている。

また、店の公式HPを無料で作成できる機能や、注文手数料がかからないテイクアウト注文サイトを作成できる機能などは、コロナ禍で新しい営業スタイルを模索する店舗にとってありがたい。

サービス名 リザーブキーパー
プラン あふれ呼対策あり あふれ呼対策なし
初期費用 500円(税別)×店舗数 無料
本部費用(単月) 10,000円(税別) 3,000円(税別)
店舗費用(単月) 7,000円(税別)×店舗数 5,000円(税別)×店舗数
その他 1通話ごとに10円(税別)

話し中や営業時間外の電話で応対できなかったお客様に対しては、自動音声で一次対応することで予約の取りこぼしを防ぐ「あふれ呼対策」が便利だ。

非接触型注文

ウィズコロナ・アフターコロナ時代では、極力人との接触回数を減らすことが求められる。お客様によるセルフオーダーが可能となるITツールをひとつ紹介したい。

ITOSオーダーシステム

ITOSオーダーシステムは、お客様がiPadやiPhoneなどの端末で注文できるようになるシステムが目玉だ。新型コロナウイルス感染対策になることはもちろん、ホールスタッフの業務量軽減や注文機会の取りこぼし、オーダーミスを防ぐことにつながる。

より安価な「ITOSスタッフ」プランもあるがこちらはセルフオーダーシステムがつかない。ランチタイムは混雑するという店舗はセルフオーダーシステム付きのプランを一度検討することをおすすめする。

そのほかに、MacでPOSレジ機能やテーブルごとの利用状況を管理できる機能、タップひとつで英語や中国語表示に切り替えられる多言語対応も備えている。

サービス名 ITOSオーダーシステム
プラン ITOSスタッフ
(レジ+ハンディ)
ITOSセルフ
(レジ+ハンディ+タブレット)
初期費用 無料 無料
月額利用料 8,800円(税込) 14,300円(税込)
基本機能 POSレジ機能、スタッフハンディ POSレジ機能、スタッフハンディ、セルフオーダー
その他 多言語対応機能あり

無料で導入可能なITツールで、ポストコロナに対応する新しい店づくりを

なかなか収束の兆しが見えない新型コロナウイルス。依然として、飲食店は厳しい状況に立たされているが、生き残りをかけて営業スタイルを見直す必要がありそうだ。今までITツールの導入をためらっていた店舗も、これを機会に検討してみてはいかがだろうか。慢性的な人手不足解決のひとつの手だてにもなるだろう。


インフォマートのフード業界DXソリューション

業界動向  バックナンバー

おすすめ記事

関連タグ



業務用食品、衛生関連資材の購入は、BtoBプラットフォーム商談 eSmartで!会員登録無料・今なら3500ポイントプレゼント!

メルマガ登録はこちら
フーズチャネルタイムズ 無料購読はこちら