経営者インタビュー

店舗閉鎖からの再起。個店ならではの発想で“求められる店”をつくる~ハイライトインターナショナル・和田高明社長

2019年02月05日

価値を高めることは、従業員の幸せにもつながる

【Q】店舗以外のフード関連の事業もされていますね。

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食肉卸や、イベントへの屋台出店、農園事業もやっています。目的は2つあり、ひとつは従業員教育の一環です。 

スタッフには、人としての価値をつけてほしいのです。いろんな仕事を体験した方が、人間の幅が広がりますよね。 

近年、徐々に変わってきてはいますが、日本では転職を繰り返すのが好ましいと思われていません。そこで当社に事業を設けました。ひとつの会社の中にさまざまな事業があれば、転職せずに飲食店以外の経験を積むことができます。 

もうひとつは、本業の飲食店の価値をあげるためです。畑や卸を自分たちで担えば、安心・安全な食材をお届けできます。また、従業員も肉の買い付け方や野菜の育て方が分かります。接客時にこれはこういう肉で、この野菜はこういうふうに育てましたと説明できれば、お客様へ付加価値が提供できます。

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屋台事業は月に一度くらいの頻度で、各店舗の地元で開催されるお祭りやイベントに参加しています。夏はBBQ串、冬は牛すじ煮込みといったメニューです。 

お祭りで食べる屋台の味って独特ですよね。楽しい雰囲気の中だと、たとえば普通のやきそばでも何倍も美味しく感じます。屋台の出店を通じて、そんな空気感を体得した従業員は、それぞれの店舗の雰囲気づくりも大切にしてくれます。

【Q】スタッフはどのように変わっていきましたか?

人は急激には変わりません。ですが、事業を通して徐々に変化が生まれています。以前は何も疑問を持たなかった子が、お店のレイアウトを変えたい、メニューを変えたいといったアイデアを声に出すようになりました。自立性が育っているのを感じ、私も少しずつ権限移譲できるようになっています。

【Q】今後の展望を教えてください。

小さな店を50店舗くらい増やして、すべて従業員に譲りたいです。自分のお店を持ちたいと考えている人のために、家族で経営できるくらいのお店を業務委託としてやってもらうことを考えています。店舗の基本コンセプトを守って本部に一定の金額を納めてくれたら、サイドメニューや営業時間等は自由に決めてもらってかまいません。 

それぞれの店舗で店長ごとの個性を生かせれば、チェーン店との差別化にもなります。店長というより個人事業主に近い形になる店作りを目指しています。そして、最終的に従業員には幸せになってほしいです。


BtoBプラットフォーム受発注

ハイライトインターナショナル株式会社

住所:東京都練馬区豊玉北5-17-21 2F  事業内容:飲食店の経営・運営・企画・開発他
公式HP:https://hi-light-intel.jp/

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