愛されるお店の作り方

養老乃瀧ブランドを保ちつつ、コスパの限界に挑む居酒屋~一軒め酒場(養老乃瀧株式会社)

2018年08月09日

20180808_ikkenmesakaba_001

大衆居酒屋の雰囲気を残すため
華美な装飾はしない

「『一軒め酒場』を開発した当時、私自身が37歳でした。この年代のサラリーマンは結婚したり、子どもも生まれたりして限られたお小遣いでやりくりしなければなりません。

気軽に飲みにいける価格設定でありながら、行ってがっかりする店にはしたくなかったのです。60年以上の居酒屋運営のノウハウがあるからこそ、安いだけではない“ちょい飲み”用途の業態が可能なのではないかと考えました」

当初は想定どおり、利用客の中心はサラリーマン層だったが、しだいに女性客のひとり飲みや若いカップル、女子会での利用も増えてきたという。

「気のおけない仲間同士で気軽に飲める店として、浸透してきたのだと思います。ある時、7~8名のサラリーマンの団体様がお見えになり、支払の段階でトップの方が“今日はいいよ、おごるよ”と全員分の支払をされているのを目撃しました。仕事の立場上、おごらなければならない時ってあると思います。そんな時に一軒め酒場なら、と思っていただければ嬉しいですね。この店はいける、と思った光景でした」

すでに100店舗の展開も現実味をおびている一軒め酒場。今後、どのような展望を描いているのだろうか。

20180808_ikkenmesakaba_006

ウイスキーの生ビール割り
”バクハイ”も人気メニューのひとつ

「キーワードはいつも“地道に”です。商品のブラッシュアップに力を注いでいきたいと考えています。激安の競合店は増えるいっぽうで、差別化もはかりにくくなっています。

一軒め酒場の強みである品質は、精度をもっとあげていかなければならないでしょう。無駄を省きながら、食材をもっと良くしていくことに、地道に取り組んでいきたいです。

グループ全体としても、特に何店舗オープンといった数値的な目標を掲げるのでなく、常に、お客様にとって居心地の良い居酒屋作りをめざしていこうという思いに変わりはありません」

極端な言い方をするならば、美味しい酒と美味しい肴があれば満足するのが居酒屋好き人間の本音だ。しかも、それが安く提供されたら言う事はない。一軒め酒場というのは、その単純な願望に対して、ひたむきに答え続けているお店といえるだろう。

※文中の価格記載は全て税抜き価格


外食業界シェアNo.1の発注システム

一軒め酒場(養老乃瀧株式会社)

住所:〒171-8526 東京都豊島区西池袋1-10-15-8階 電話:03-6327-2800 
お話:店舗運営 開発グループ・営業戦略セクション 執行役員 谷酒匡俊氏
公式HP:https://www.yoronotaki.co.jp/store/ikkenme/index.html
>> 業界チャネルで企業情報とニュースを見る

愛されるお店の作り方 バックナンバー

おすすめ記事

関連タグ

『BtoBプラットフォーム』とのID統合について
フーズチャネルコンテンツガイド