企業インタビュー

お客の小さなイライラを全部解消。徹底した「すっきり」を提供する店~やきとん木々家(はやしや)(株式会社HBGC)

2018年07月17日

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徹底的な温度管理で
常に飲み頃を維持している日本酒

「木々家では基本的に日本酒の発注で銘柄を指定しません。“明日、日本酒を2銘柄ください”といえば、酒屋さんの方でおすすめのお酒を持ってきてくれます。日本酒のなかには、美味しいのに知名度が低いだけで、なかなか売れないお酒というのがあります。それは非常にもったいないですよね。

そういうお酒を店で紹介することで、お客様は珍しいお酒の知識も増えて喜ばれますし、“良い売り場”として取引先信頼関係も築けるようになります。そして結果として名酒などが出たときには、優先的に卸してもらえるようになるのです」

この考え方は、肉の仕入れでも同様だ。業者にもメリットがあるからこそ、店舗に良い素材が集まり、お客も喜ぶ。仕入れ業者にも“小さな喜び”を提供することで、好循環が生まれている。

感謝を積み上げて、幸せな店を増やす

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飲食業の経験がまったくないところから、次々と店舗展開をしている林田氏。その原動力はどこにあるのだろうか。

「少し前、デイトレーダーがブームになった時期がありました。私が貯金でトレーダーをはじめたのはその頃です。それより前はフリーターでした。デイトレードはそこそこうまくいっていたのですが、3年くらい続けているうちに、ギャンブルのような日々が次第に嫌になってきました。仕事といえるのは、もっと地に足のついた、人から直接感謝をいただけけるような商売ではないかと考えるようになったのです」

もともと料理が得意だったわけではない。だが、どんなに料理が苦手でもウーロンハイくらいなら作れる。ならばそれを軸に、来店する人の喜びが少しずつ積み上がるような店を目指して、その要素をちりばめていった。

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「繰り返しになりますが、喜びの積み重なりは店の印象をポジティブにします。そして、ポジティブな店にはポジティブな人が集まるようになります。

例えば100人入る店でネガティブな言葉があふれていると、ただのノイズでしかありませんが、ポジティブな会話で満ちていると、心地良い賑わいになります。このお店いいなというお客様がたくさんいて、共感が広がっていく店でありたいと思っています」


外食業界シェアNo.1の発注システム

やきとん木々家(株式会社HBGC)

住所:東京都豊島区西池袋3-30-3 西池本田ビル8F
電話:03-6912-8005 お話:代表取締役社長 林田博之氏
公式HP:なし| やきとん 木々家 池袋西口本店(食べログ)

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