愛されるお店の作り方

乳児連れの母親の外食ニーズに着目。少子化でも集客するカフェ~latte chano-mama(商業藝術)

2018年02月21日

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まだ首の座らない子供用のベビーシートも用意

実は、乳幼児の育児というのは、親が孤独になりやすいという。子どもが泣いてしまうため、人混みを避けるようになり、外出ができなくなる。

だが、この店では周りも子連れなのでその心配が一切ない。店内の通路も広くとられ、ベビーカーのまま入店できる。また通常のベビーシートの他に、まだ首の座らない子供用のベビーシートまで用意されている。さらには授乳用のケープの貸し出しも行われており、席での授乳も可能だ。

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人気の小上がり席は予約も可能

同店の大きな特徴として 約高さ1mの小上がり席が大きな役割を果たしている。全40席のうち、最も目立つところに3名5組が広々と座れる小上がりスペースが用意されている。

小上がり席では、乳幼児が気兼ねなく寝転がれる。仕切りがないので子ども同士ですぐに仲良くなり、それがきっかけでママ同士の会話が生まれることもある。

さらに、同じ悩みを共感できるママ友と積極的に交流できるよう、定期的に手形アートなどのワークショップも開催している。食の提供だけにとどまらず、コミュニティの場としての役割を果たしていることで、リピーターが絶えない人気店になったのだ。

非日常感を演出しながら、栄養バランスに優れた食事を提供する

座席の工夫や、コミュニティ的な要素だけで人気を得ているわけではない。latte chano-mamaでは美味しいは当然として、さらに非日常感の演出のため一歩踏み込んだ料理を提供している。

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「身体に良いオーガニック食材を使った上に、インスタ映えするようにカラフルに仕上げて、非日常的な部分を演出します。さらに食育も意識しており、ママさんとお子様が一緒に食べられるシェアプレートや、20種類程度のアレルギー表示も行なっています。また離乳食の持ち込みも大丈夫です」

さらに家などから離乳食を持ち込まなくても乳児が一緒に食事できるようにと、離乳食まで用意されている。しかも7~8ヵ月のごっくん期、9~11ヵ月頃のかみかみ期、12~18ヵ月頃のもぐもぐ期と細かく分類されている徹底ぶりだ。


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