経営者インタビュー

ロードサイドは郊外の銀座。一見不利な国道沿いの居酒屋で集客する〜海帆・久田敏貴社長

2017年12月07日

現在、弊社では送迎バスを40台ほど保有していますが、1店舗に1台で送迎していては、採算が合いません。予約状況を見ながら1台でだいたい3、4の店舗を1台で回れる体制を作っています。これは名古屋駅を中心に車で30分の圏内にドミナント展開しているからこそのメリットだと思います。

【Q】御社の競合といえば、どのような業態になるのでしょう

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子供も楽しめるように工夫されている

もともと弊社の「昭和食堂」のコンセプトは、お子様からご年配まで3世代が楽しめる総合居酒屋です。お客様にとっては「昭和食堂はなんでもあるから行こうよ」というタイプの店なんですよね。そう考えると、競合となるのはやはりファミリーレストランですね。最近では安くワインが飲めたり、メニューやおつまみも揃っていたりします。家族連れで来店されるというところもうちと近いですね。

ただ、飲むならやっぱり居酒屋が落ち着くというお客様もたくさんいらっしゃるので、そのニーズにしっかり応えていきたいと思っています。そのためには料理や飲み物の内容にこだわって、チェーンっぽくならないように心がけています。

【Q】改めて久田社長のこだわりを教えていただけますか

うちはもともと魚屋ですので、鮮魚が安定して安く仕入れられます、そこがひとつ大きな強みですし、100種類以上あるメニューも、一品一品の手作り感を大切にしています。

私はもともと飲食未経験ですから、常に店のメニューをお客様目線で見ています。例えば、現場の調理担当のスタッフたちは宴会コースに、原価や手間のかからない、メニューを提案してくることあります。これはスタッフの経験値が高いからこその提案なのですが、そこに「美味しさ」が抜けていたら、私はすぐにダメ出しします。

「それではお客さんは箸をつけないよ」と。もし原価や手間が掛かるんだったら、そこは少し金額あげてでも、その分うまいもの食べていただけるようすればいいじゃないですか。

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他にも私は色々無理を言うし、料理長やスタッフにもこだわりがあるので、そこで衝突というか、意見が合わないこともあるんですけど、やはり最後は自分がお客さんになったつもりで考えて欲しいと。それはいつもスタッフに言い続けています。

【Q】最後に、今後の展開について教えてください。

今後は年間10店舗くらいのペースで出店していきたいですね。目標は5年以内の東証一部上場です。

そのために、いまは人材の確保と育成に力を入れています。マザーズへ上場した際、2期連続で20店舗を出店しましたが、人材不足で苦しい場面がありました。やはり、良い人材は店作りの土台だと思います。目標ありきではなく、しっかり利益を出していけばおのずと達成できると考えて、焦らずやっていきます。



株式会社海帆

住所:愛知県名古屋市中村区名駅4-15-15 総合市場ビル3FO号
電話:052-582-2666 事業内容:居酒屋を中心とした飲食店舗の規格開発及び運営
公式HP:http://www.kaihan.co.jp

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