経営者インタビュー

第33弾開催。メディアで話題の食べ歩きイベントで、上野の街を活性化~長岡商事・前川弘美社長

2017年09月13日

しかしあるとき、うちの店だけがどれだけ繁盛しても、その夢はかなわないと気づきました。やはり通り全体、街にある飲食店全体が繁盛しなければなりません。そういう会社としての想い、そして私個人の想いがあって、上野に活気を取り戻せるようなイベントを始めています。

【Q】地域活性化イベントを成功させるコツはありますか?

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にぎわいを出すために、
あえて開催範囲を狭めるのも効果的

最初の一歩を踏み出せるかどうか、これが一番大事です。よく誤解されがちなのは、最初から広範囲で始めた方が、効果があると思われていることです。むしろ反対で、例えば同じ1,000人のお客様がいた場合であれば、狭い地域に1,000人が集まった方が、盛り上がり感が濃くなりますよね。たくさん人がいた印象が残るとイベントの印象も良くなります。

一方、範囲を広げ過ぎてしまうと、2軒目、3軒目と飲み歩いたときに記憶に残りづらくなります。印象が薄くなってしまうと、次回の来店動機に繋がらない恐れもあるからです。イベント成功のコツとしては、まずはお客様に来てもらおう、この土地を知ってもらおう、というコンセプトをキチンと飲食店側に理解してもらうことが大切です。

あとは、イベントの2日間だけで大きな収益をあげようとしないことです。やはり多少原価がかかっても美味しいものを提供する店が多いほうが、自然とイベントのことがブログに取上げられたり、人から人への紹介に繋がったりするので、長い目で見たときの活性化につながると思います。

遠方にお住まいなどの理由で、年に1度の『食べないと飲まナイト』にしか来られないお客様もいらっしゃいますが、どれだけ店が近くても1度も来店されない方がいることを考えれば、年1回の来店でも非常にありがたいですよね。

 

【Q】最後に今後の展望を教えてください

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私の今の夢はラムチョップで100万人を魅了することです。 弊社のラムチョップは2010年に商品開発誕生のきっかけともなった、念願の音楽イベント、フジロックフェスティバルにも出店を果たしました。2014年には店の販売もあわせて、年間売上10万本を達成し、2017年3月には、累計売上62万本を越えました。

今年は神保町店もオープンします。今後は上野を飛び出して、下町のソウルフードとして定着してもらいたいのと、100万本に向けてさらに勢いを加速させたいですね。

そして、上野の街が活気を取り戻し、商店街に人が溢れるような取り組みにこれからも精進していきたいと思います。

 前川社長のインタビュー番外編『思い出の一皿』はこちら



長岡商事株式会社

住所:東京都台東区上野2-10-7
事業内容:飲食店の経営「下町バルながおか屋」「和食バル さしすせそ」「ビアバルNAGAOKAYA」
公式HP:http://www.nagaokasyouji.co.jp/

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