愛されるお店の作り方

淘汰が進む格安居酒屋。巧みな放題プランで、右肩上がりの成長を続ける店~全品280円居酒屋ニパチ(ヨシックス)

2017年05月08日

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2008年頃、街中に溢れていた「●●円均一」の看板。デフレの進行にあわせメニュー価格を下げる店が増え、低価格帯居酒屋 のオープンラッシュが続いた。だが、近頃はその看板を見る機会もグッと減っている。円安による原材料価格の高騰や、コンビニエンスストアや中食の広がりなどをはじめとした、新たな競合の台頭が原因に考えられる。

もちろん低価格居酒屋のすべてが淘汰されたわけではなく、企業努力によって成長している店もある。そのひとつが、愛知に本拠地を置く全品280円(税抜)居酒屋『ニパチ』(以下ニパチ)だ。低価格居酒屋離れのなかで、堅調な成長を続け2017年4月現在64店舗を展開している。『ニパチ』の魅力について、運営元の株式会社ヨシックスで中部事業部担当部長を務める稲田拓也さんに話を伺った。

制約のない食べ飲み放題を取り入れ、売り上げを安定

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中部事業部部長 稲田さん

「『ニパチ』は、280円の均一というコンセプトの分かりやすさと、財布の中身をあまり気にせず、好きなものを頼めるという点にお客さまから高い評価を頂いていました。ただ、やはり店側としては280円のメニューだけでは客単価が上がらず、採算を取るのが難しかったことも事実です。そこで当社ではお客さまからの要望が多かった、もつ鍋などの均一対象外商品をメニューのラインナップに加え、食べ放題・飲み放題プランとの併用を始めました」

 

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他店の食べ放題・飲み放題プランでは専用のメニューが用意され、注文内容に制限が設けられることが多い。しかし『ニパチ』では均一対象外商品や、ドリンク類も注文できるようにすることで、放題プラン注文を増やした。

さらに「前日までに要予約」「利用は◯名以上」など条件に制約がある店が多いなか、個人需要も見越して、予約なし・1人からでも利用可能なシステムを取り入れている。


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