経営者インタビュー

浜倉的商店製作所・浜倉好宣社長~次々と“溜まり場”をデザインする「横丁・酒場のコミュニティ文化」の仕掛け人

2017年04月18日

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御座船 安宅丸

御座船という、天皇・公家・将軍・大名などの貴人が乗る船を模したもので、見た目も赤と金色でとても豪華です。でも僕はこの船を、特別な日に乗る乗り物にはしたくないと思っています。使われ方としては例えば、居酒屋の代わりに船に乗って食事やショーを楽しむ、そういう普段使いの船を目指しています。場所が海にあるだけで、これも“溜まり場”づくりの一環です。

この屋形船のプロジェクトは2017年6月に本格的にリニューアルを加え、食事内容も東京湾に因んで、アナゴや築地からのマグロをメインに使うなど地域特化させるなど、気軽に食事目的で利用していただけるようにしたいと思っています。また予約もいまは3日前からですが、当日利用可能にしていく予定です。

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2つめは新しい横丁プロジェクトとして2019~20年の実現を目指し、渋谷と有楽町に小さな街を作ろうと考えています。従来の横丁プロジェクトの進化系であり、従飲食街としての横丁以外に、エキナカにあるような、靴の修理屋があったり、化粧直しのパウダールームやシャワールームがあったり、もっといえばそこで使う化粧品は、メーカーさんのパイロットショップなど小さなテナントも集めます。通路をアート街にするのもいいですね。

お酒を飲むだけではない、多目的な欲求を満たせる商店街を想定しています。例えばシャワーも使えるので、万が一飲みすぎて帰れなくてもそのまま出勤できるとか、会社帰りに専門店にちょっと寄って、買い物をして帰れるとか。あると便利というより、無いと不便だなというくらいまで生活に根ざしたエリアにしたいと思っています。

【Q】すでに飲食店の経営者という立場を超えていますね

僕の場合、飲食店の一経営者でもありますが、横丁や飲食街を始めとした商店街や集合施設プロジェクトの“溜まり場を創造する”プロデュース業を兼ねています。

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そうした街づくりや、シャッター街再生の事例を積み重ねていくことで、ひとりだけでは到底できない規模の仕事も増えています。

先日もアーティストの村上隆さんにお声がけいただき、中野のブロードウェイの中に横丁環境のオフィスを作らせていただきました。

海外からのアーティストの方を呼ぶ事が多いので、気軽にコミュニケーションが取れる面白いオフィスが欲しいという要望だったのですが、そこにうちの横丁コンテンツがピタッとはまったのだと思います。

そういうものもひとつの成功事例としながら、また次の仕事へアメーバー状に広がっていく、それがいまの浜倉的商店製作所の仕事のやり方です。ただやっていることは昔から変わっていません。“食材ありき”で日々、店をブラッシュアップし続けることが大切だと思っています。

街々にコミュニティや“溜まり場”をつくる。今後もそのコンセプトは変えずに、地域に無くては困る、面白い場づくりをどんどんやっていきたいですね。

 浜倉社長のインタビュー番外編『思い出の一皿』はこちら


外食業界No.1の発注システム

株式会社浜倉的商店製作所

住所:東京都千代田区有楽町2-1-1
電話:03-6268-8799
事業内容:飲食店の経営並びに運営、飲食店の業態開発、集合施設の総合プロデュース及び運営
公式HP:http://www.hamakura-style.com/

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