企業インタビュー
2017年02月14日
東京・新宿駅に、新たなランドマークとして2016年3月に開業した商業施設・NEWoMan(ニュウマン)。その2階、JR新宿駅甲州街道改札のすぐとなりに「800°ディグリーズ ナポリタン ピッツェリア(以下、800°ディグリーズ)」はある。
800°ディグリーズは、もともと2012年にアメリカ・ロサンゼルスでオープンしたナポリピッツァのファストフード業態だ。店名の800°は、ブランドを特徴づける薪窯の温度の華氏800度(摂氏約425度)を指す。高温の窯で短時間に焼き上げるクリスピーなピッツァと、約40種類以上ある豊富なトッピングが人気だ。
同ブランドを誘致したのは、株式会社ルミネ。首都圏のターミナル駅を中心に駅ビル型のファッションビルを展開し様々な飲食店のテナントを受け入れているが、直営店の経営は、今回が初だという。
今回は800°ディグリーズの店舗開業を指揮した、業態マネジメント部長の鈴木和馬さんに、詳しいお話を伺った。
業態マネジメント部長 鈴木和馬さん
800ディグリーズのメニューの特長は、薪窯を使った本格的なナポリピッツァと、豊富なトッピングが楽しめるカスタムオーダーにある。店内に入ってまず目に飛び込んでくるのが、ずらりと並んだショーケースだ。
「トッピングは常時40種類ほどの食材を取り揃えています。お客さまの選択肢が増えるだけでなく、ショーケースに色とりどりの食材が並ぶことで、入り口から見た目にも華やかになりなります」
食材の配列にもこだわりが見える
実は、日本店だけショーケースに少し角度が付けられている。こうすることで、遠くからでも食材が見やすくなった。800°ディグリーズでは、トッピングに悩まれるお客向けに、おすすめの組み合わせも用意しているが、約9割のお客がオリジナルの組み合わせをオーダーするという。
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