愛されるお店の作り方

13年で230店舗超、「新名古屋めし」で全国区へ~赤から(株式会社甲羅)

2017年01月05日

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味噌カツ、手羽先、ひつまぶしなど、独特の食文化をもつ名古屋。これらは「名古屋めし」と呼ばれ、地方の名物料理にとどまらずFC(フランチャイズチェーン)でも展開。いまや知名度は全国区に及んでいる。近年ではそれに続けと「新名古屋めし」なるものが登場した。その代表的なもののひとつに、秘伝の味噌と赤唐辛子をブレンドして作る「赤から鍋」がある。

赤から鍋をメインに提供する『赤から』は、2003年に1号店をオープン。2016年12月現在、FC店を含め全国で231店舗を展開している。その取り組みや、急成長の秘密を探るべく、運営元である株式会社甲羅の取締役副社長、鈴木雅貴さんを訪ねた。

新しい名古屋名物を目指して生まれた、普通ではない味噌鍋

『赤から』を運営するのは、愛知県豊橋市に本社を置く株式会社甲羅。創業以来47年、カニ料理、和風料理、焼肉など、グループ内で30以上ものブランドを手がけてきた。名古屋に根ざして様々な業態を運営するなかで、新たな名古屋名物を作りたいという思いを形にしたのが「赤から鍋」だ。

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取締役副社長 鈴木雅貴さん

「名古屋の名物といえば味噌ですが、普通の味噌料理を提供するだけでは面白みがないと思っていました。1号店をオープンした2003年当時は、アジアやエスニック料理の第一次ブーム。タイや韓国などへ渡航する人も増え、辛い料理に馴染みがある人が増えた時期でした。そこで、昔からある名古屋の味噌鍋と、韓国のチゲ鍋を合わせたらどうかと考えたのが『赤から鍋』誕生のきっかけです」

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新名古屋めし「赤から鍋」

しっかりとしたコクがある甘めの名古屋味噌と、赤唐辛子の辛さが絶妙にブレンドされたスープ。ホルモン、豚バラ、つくね、野菜など9種類の具材が入った「赤から鍋」は、独特の味わいと辛味がやみつきになると評判を呼び、多くの女性客からの人気を得た。

ポイントはやはりその辛さにあるという。「赤から鍋」は11段階の辛さレベルが設けられ、好みに合わせた調整ができる。 そのためファミリー層から激辛好きまで、幅広い客層から支持を集めている。

全国展開のきっかけとなった、小売商品の発売

名古屋を中心に東海エリアから店舗数を拡大させていった『赤から』だが、全国的に広がるきっかけとなったのは、自宅で楽しめる「赤から鍋の素」の発売にあった。



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