経営者インタビュー

“ちょっと変わった日常食”をメインに、一品料理業態を展開する~PINSERE JAPAN・久松竜介社長

2016年06月01日

ピンサの場合、紀元前の頃から古代ローマ人が食していたという歴史があり、それがピザの原型とされています。日本ではピザが主流ですが、実は本場ローマではピンサ専門店の方が多く、今なお新しい店も増え続けています。

いまこのタイミングで東京に出店できれば、日本初のピンサ専門店として話題になるだろうし、カロリーがピザの半分程度というヘルシーさも、感度の高い女性に受け入れられる。そこまでの筋書きが描けたことも、畑違いの分野で新業態を出すための決め手になりました。

店舗展開は急がず、「ココでしか食べられない」を定着させる

【Q】「ピンサ・デ・ローマ」は、初出店から40坪・46席という規模ですが、狙いはあったのでしょうか?

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店内にセントラルキッチンが配置されている

実はオープン前「ピンサ・デ・ローマ」は、ピンサのテイクアウト専門店として考えていました。

出店する場所だけは話題作りも兼ねて、情報発信力の高い表参道・原宿エリアに決めていましたが、なかなか良い物件が見つかりませんでした。そして、ようやく見つかったのが、テイクアウト専門店としては広すぎる今の物件だったのです。

座席のある店舗というのは、開店までに準備する費用も余計に掛かってしまいますし、正直少し悩みましたが、ヨーロッパテイストの外観がコンセプトにマッチしていたのと、今後のテイクアウト業態の展開も考え、最終的にここに決めました。

見た目にも鮮やかなピンサが映える

そして、40坪ある店舗の半分はイートインスペース、残りの半分は厨房にしてセントラルキッチンとしての役割も兼備させることにしたのです。おかげで原材料の仕入れや、調理工程の大部分を、ほぼこの店で完了できるようになりました。

また、最後にオーブンで焼き上げるだけの状態にして、商品をケーキのようにガラスケースに並べる今のピンサ・デ・ローマのスタイルは、この店だから生まれたと言えますね。

【Q】今後、久松社長が考える事業展開について教えてください。

今後もしばらく「ピンサ・デ・ローマ」の拡大に注力します。まずは、8月に表参道へ2号店を出店し、その後は15坪ほどのテイクアウト専門店を主力業態に据えて、都内を中心に展開していきます。

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地方の主要都市への出店も考えていますが、急速な店舗展開は考えていません。一度ブームに火がついた店が、多店舗展開に乗り出した結果、急に行き詰まるケースもよく目にしますので・・・。

「ココでしか食べられない」という商品を、「どこでも食べられる」状態にしてしまうと、お客様はすぐに飽きてしまうし、人気も分散してしまう気がします。そうならないように年に2~3店ペースで出店し、3年で10店舗くらいになっていればいいと思っています。

幸い、「ピンサ」で商標権を取得できましたので、10年間は類似業態が出てくる心配もありません。急がずじっくり「日常食としてのピンサ」を広めていこうと思っています。


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株式会社PINSERE JAPAN

住所:東京都練馬区光が丘3-9-1-2206
事業内容:飲食店経営
店舗数:1店舗(2016年4月現在)
公式HP:http://www.pinsaderoma.com/

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