経営者インタビュー

奇抜なアイデアで新しい外食マーケットを切り開く~ゴリップ・勝山昭社長

2016年04月04日

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勝山昭(かつやまあきら)・・・1976年、京都市伏見区生まれ。23歳の時に設備関連業で独立起業。その後、中国や韓国へ渡り輸入販売業で成功を収め、2005年に株式会社ゴリップを設立。同年にサムギョプサル専門店「ベジテジや」、2014年には牛カツ専門店「京都勝牛」をオープン。現在、グループ計65店舗を展開中。

日本にサムギョプサルを浸透させた『ベジテジや』や、牛肉を揚げる牛カツを武器に揚げもの業態に食い込んだ『京都勝牛』など、飲食業界に話題を提供し続ける、株式会社ゴリップ。

2014年12月にオープンした『京都勝牛』を、わずか1年で17店舗にまで拡大させるなど、高速な店舗展開で成長を遂げている。奇抜な販促アイデアと人材登用方法で、グループ全体を65店舗にまで急拡大させた。今回は、代表取締役・勝山昭氏に、経営のアイデアと企業拡大のヒントを聞いた。

新しい食文化を浸透させた、勝山昭流『伝染させる』販促術

【Q】“食”業への第一歩は、サムギョプサルの「ベジテジや」でした。

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韓国でビジネスをしていた頃から、「とにかく一番になること」に強いこだわりを持っていました。日本へ帰国してからも「何で一番になるか」を考え続けた結果、韓国滞在中の約8年間、毎日のように食べていたサムギョプサルを思い出しました。

サムギョプサルは韓国の家庭料理で、簡単に言うと豚バラの焼き肉です。このサムギョプサルを食べた数なら、日本では誰にも負けてないなと(笑)。その経験を活かして、当時の日本ではまだ少なかったサムギョプサル専門店という業態を思いついたのです。

【Q】そのひらめきが創業のきっかけだったのでしょうか?

包み方は10,000通り以上

そうですね。ただ、単に本場のサムギョプサル屋をそのまま日本で展開するつもりはありませんでした。ヒントは、韓国料理屋に入ると何を頼んでも付いてくる『パンチャン』というたくさんの小皿料理。

それらを組み合わせて、サムギョプサルの肉と一緒にサンチュで包んで食べる。これが、普通の焼肉屋にはない魅力のひとつになると思いました。

さらに、サムギョプサルだけで20種類、一緒に包むトッピングを30種類用意し、組み合わせで10,000通り以上を包んで食べられる『包み専門店』としてベジテジやをオープンしたのです。

【Q】そんな「包み専門店」も、最初は苦労されたようですが。

当たり前ですが、まずお客様がサムギョプサル自体を知らないんですよね。ですから、最初はどれだけリピートしてもらえるかよりも、まず知ってもらうこと、他の誰かに伝えてもらうことに注力しました。

リピーターを増やしたければ、ドリンク1杯無料、10%割引などのクーポンが定石です。でも、他にない業態でしたから、広がりさえすればいいと考えて、とにかく「伝染させよう」と。

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