愛されるお店の作り方

後発ながら業界4位に浮上。レストランにこだわるデリバリーピザ~サルヴァトーレ クオモ(ワイズテーブルコーポレーション)

2016年03月14日

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現在日本の宅配ピザ業界は、大手3社が大きなシェアを握っている。そのマーケットにおいて、後発ながら事業規模を4位にまで成長させた店がある。イタリアンレストランながらデリバリーの機能も持つ、「ピッツァ サルヴァトーレ クオモ」(以下サルヴァトーレ クオモ)だ。

リサーチ会社『オリコン』によるアンケート調査の『2015年宅配ピザの日本顧客満足度ランキング』において、サルヴァトーレ クオモは大手3社を押さえて、堂々の1位を獲得している。

株式会社ワイズテーブルコーポレーション
執行役員 高村泰弘氏

しかし、運営母体の株式会社ワイズテーブルコーポレーション執行役員の高村泰弘氏は「あまりデリバリーピザ業界内の順位については、意識していない」と語る。既存の大手デリバリーピザと、『サルヴァトーレ クオモ』は別の業態と考えているようだ。

全国に拡大し続けているサルヴァトーレ クオモは、いまや国内74店舗(内FC40店舗)にまで成長している。同ブランドはこの先どこへ向かうのか。その誕生から、個性的な店舗を作るための取り組みや、今後の戦略を高村氏に聞いた。

お客様の要望から生まれたデリバリー業態

もともとワイズテーブルは、高級レストラン業態の『XEX(ゼックス)』というブランドを展開している。ナポリピッツァはその中の人気メニューとして存在していたという。

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「サルヴァトーレ クオモ誕生のきっかけは、『もっとXEXのナポリピッツァをカジュアルに楽しみたい』というお客様の声からでした。そのご要望にお応えする形で2002年、東京の永田町に1号店を出店したのです」

その後、「ホームパーティー用にピッツァをデリバリーして欲しい」というリクエストを形にした代官山、白金、三軒茶屋などの出店を足がかりに、都内全域にデリバリー展開を拡大。東京での運営が安定したタイミングを見計らって、全国のフランチャイズ(FC)展開に踏み切った。

デリバリー専門ではなく、レストランを持つ意味

サルヴァトーレ クオモの店舗には、ふたつの特徴がある。

ひとつは、デリバリー専門店を持たず、かならずレストランからピッツァを運んでいる点だ。

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