愛されるお店の作り方

フレンチなのにぜんぶ前菜。女性の心を離さない店~フレンチ前菜食堂 ボン・グゥ神楽坂(株式会社キャーンズ)

2016年02月12日

そこで、まずは店のコンセプトを認知してもらおうと、「前菜2皿でお好きなドリンク1杯付きで、1,500円」というキャンペーン(※現在は終了)を行った。

「通常なら3,000円以上でご提供したい内容だったのですが、まずは店を知っていただく事が大事だと考えました。そして、来ていただいたお客様に、ひとりずつコンセプトを切々と説いていったのです。それでも『パスタはないの?』と聞かれることもあったりして。でもその時初めて“フランス料理の店”だとわかりにくいのだ、と気付かされて、慌ててフランス国旗を外に掲げましたよ(笑)」

そして徐々にお客様が増えていった2014年4月、野口氏はオーナー経営者として独立する。

「もともと、当時の社長から独立のお話を頂いていました。店の営業やノウハウもやっと形になってきて、自分の中である程度の経験を積んだ上で『このタイミングしかない』という時に決断したんです」

ただ、店員からオーナーになっても、店に対する愛情は変わらないという。

「変わった点といえば、働いているスタッフたちの人生を預かっているという感覚は、確実に強くなりましたね」

縁と恩がつないだ今の自分。その恩を返すのが自分の仕事

さらに、野口氏は2015年11月、羽田空港に「神楽坂グラタン食堂 Bon Gout」をオープンさせた。

「グラタン食堂は、前菜食堂とはまた別のコンセプトです。ボン・グゥ自体は、特に前菜食堂にこだわっているわけではありません。その場所で一番求められているものを提供していきたいので、空港では何が喜ばれるだろうという視点で考え直しました。結果的に『フレンチ』と『食堂』という2つのコンセプトを残しつつ、『和』の要素を追加して、日本ならではの懐かしい味のグラタンを出せる店にしました」

今後の展開については「受けた“恩”を返していくのが自分の仕事だ」と断言する。
野口氏の頭の中には、既に3店舗目の構想もあるという。縁と恩で繋がる輪が、どこまで大きく広がっていくのか。楽しみに注目していきたい。


BtoBプラットフォーム 受発注

フレンチ前菜食堂 ボン・グゥ神楽坂(株式会社キャーンズ)

住所:東京都新宿区矢来町107 細谷ビル2F
電話:03-3268-0071
お話:株式会社キャーンズ 代表取締役社長 野口尚人様

愛されるお店の作り方 バックナンバー

おすすめ記事

関連タグ

2019年下半期アクセスランキング

メルマガ登録はこちら
通信暗号化方式「TLS1.0/1.1」「SSL3.0」のサポート終了について