愛されるお店の作り方

看板メニューは原価率100%超え。オフィス街でリピーターを集める繁盛店 ~俺の魚を食ってみろ!!(株式会社BC&BF)

2015年12月15日

名物の「炙り〆鯖」は
お客の目の前でバーナーの炎が炸裂

「味や品質はもちろん、コストパフォーマンス、さらにアミューズメント性も大切だと考えています。初めてフタを取った時の驚きは記憶に残りやすい。お金を頂いている以上は美味しくて当たり前ですよね。それを越えるインパクトを少しでも付け加えたいといつも考えています」

人気の秘訣は料理に限らず、明るいスタッフの対応や居心地の良さにもある。どの店の座席もゆったり目に作られているので、つい長居してしまうお客様が多いそうだ。

長居を誘う、ゆったりした店内

「回転率には、あまりこだわっていません。ウチのお客様は近くの会社員の方が多いので、少しでもリピートしていただけたほうがいいのです。目先の回転率よりも少し長居できるとか、使い勝手の良さを重視しています。もちろん爆発的な売上には繋がらないかもしれませんが。その辺は神田というかオフィス街ならではですね」

実は1号店の立地として神田を選んだのは、最初から狙いがあったわけではなかったそうだ。ただ自分たちを受け入れてくれたのは神田だけだったという。

「そもそも賃貸契約の審査に通りませんでしたね。当時、社長は22歳、専務の僕は20歳だったので、まったく信用が得られなかったのだと思います。ただ、この町だけは受け入れてくれました」

内装費や雇用形態を低コスト化。初期費用実質0円での独立支援を目指す

シンプルな店内を彩る手書きの絵

同店の店内は、いたってシンプルだ。飲食店の居抜き物件を活用し、出店時の初期投資費を極限までダウンしている。白い壁には、魚の絵や墨文字が大胆に描かれている。デザインは各店舗のスタッフに任せているという。

「壁の絵は、それぞれの店の料理人が描いたものです。自分たちが働く店は、自分たちでの手で作ったほうがいいんです。その方が愛着も湧きますし、お客様と話すキッカケ作りにもなりますので」

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