企業インタビュー

赤字知らずの飲食店経営。売上目標にこだわらなくても結果は出せる~株式会社個人商店 光山英明社長

2015年10月16日

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光山英明(みつやまひであき)・・・1970年、大阪生まれ。酒屋への就業を経て2002年、東京・吉祥寺でホルモン焼きの
「わ」をオープン。2007年に株式会社個人商店を設立。現在、直営店14店、FC店16店を展開する。

「飲食店を始めてから13年、今まで何の計画も立ててきませんでした(笑)」と豪快に笑うのは、株式会社個人商店の光山英明社長。

株式会社個人商店は東京を中心に新鮮なホルモンを1皿500円で提供する「わ」「たるたるホルモン」や、カウンター8席のみの和食店「をん」など、数々の人気店を経営し、現在も拡大を続けている企業。

なかでも、吉祥寺で和牛、馬、豚の赤身肉を提供している「肉山」は、コースのみで客単価5,000円以上ながら、そのコストパフォーマンスの高さが評判となり、今もっとも予約が取りにくい店として有名だ。「肉山」は2015年8月に2号店を名古屋にオープンし、すでに年内は予約でいっぱいだという。

出店をことごとくヒットに繋げている光山社長は、どのような姿勢で店舗経営をしているのか。成功の秘密と今後の展開についてお話を聞いた。

生ビールの樽を“定価で仕入れる”、商売の心意気

【Q】未経験から飲食店を始められたということですが。

まったくの未経験で、飲食店のアルバイトもしたことがありません。原価率云々ということを含め、飲食業界の一般常識みたいなものも持っていませんでした。いまだに「FLって何?」っていうレベルです(笑)。

ただ、飲食店をやりたいという夢はずっと持っていました。大学を卒業して大阪の酒屋で9年ぐらい働いたんですが、その夢を実現するために退職して、大学時代に住んでいた東京の吉祥寺へ引っ越しました。

※食材費/人件費で算出される、コストの比率を表す指標。


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