企業インタビュー

猿cafe~名古屋にカフェ文化を築いた人気チェーン。転機は、閉店覚悟の“アルバイト女性への一任”

2014年06月20日

特別な一日を華やかに演出する誕生日コース

「当時、名古屋のカフェでコースメニューをやっているお店はなかったと思いますが、彼女たちは『誕生日コース』を作ったんです。時期によって内容は変わりますが、デコレーションケーキと、お料理とお酒の飲み放題が付いたコースを作りました。ただし、あくまで宴会コースで はなく誕生日コースというところに特別感を出しました」

こうしてアルバイト女性2人に任せてから、「猿cafe」に少しずつ変化が現れるようになる。

「ジワジワとお客様に来ていただけるようになったんです。誕生日コースを作ってから、それが加速しました。初めて来られたお客様がファンになってくれたのが良かったですね。もし僕がそのままやっていたら、ファンになってくれるどころか1回きりのお客様で終わっていたと思うんです。彼女たちのおかげで波に乗り出しました」

猿渡CEOが経営者として秀でていることに、このスタッフの意見を容れる柔軟性があるのではないかと思われる。自らの考えに固執し過ぎることなく、良いモノはいいと受け入れる姿勢と気持ちを強く感じるのだ。

栄店の成功を見届けた猿渡CEOは、ここから多店舗展開へと舵を切るようになる。

夜中3時までオープン。名古屋に生まれた「夜カフェ」という新ジャンル

夜カフェとして人気を集めた葵店

2店舗目に出店した葵店で、猿cafeの名前は飛躍的に知名度を上げることになる。ポイントは、「夜のカフェ」だ

「葵店では、平日夜中3時までお店を開けていたんです。お酒を飲んだ後に数名で来ても、コーヒーやデザート、お酒がそれぞれ楽しめたんですね。お店は錦通りという片側3車線の幹線道路沿いに立つデザイナーズマンションの1階にあって、繁華街からは少し離れています。遅くまでお店が開いている地域ではないので、猿cafeの明かりが灯っていて、そこに人がいるのを見ると『何だろう?』と車を停める人が多くいました。それに近隣には感度の高い女性が多く住んでいたんです。

かわいらしい女性が多ければ、男の子たちも集まりますから。バーでもなく居酒屋でもない、『大人のファミレス』という感じの気楽さで人気が出ました」

その後も順調に店舗を増やし続けた「猿cafe」。女性客の取り込みに一役かっている内装へのこだわりについて聞いてみると、意外な答えが返ってきた。


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