第9版食品添加物公定書が公表されました。(2018.02.01)

掲載日: 2018年03月26日

平成30年2月1日に、第9版食品添加物公定書が公表されました。
厚生労働省のホームページに掲載されています。

<改正の要旨>
「食品添加物公定書」は、食品衛生法第21条の規定に基づき、食品添加物の規格及び基準を収載することとされており、平成19年に第8版が公表されています。
第9版の作成に伴い、第8版以降に設定された食品添加物の規格及び基準を収載するとともに、一般試験法や成分規格の見直し、既存添加物の規格の設定、記載方法の改良が行われました。

<主な改正内容>
【A 通則】
1 単位及び記号を追加し、「ml」を「mL」に変更
2 試験における温度範囲を改正し、用語の定義を追加
3 液性の試験、においの試験等の改正及び定量法における上限値を改正
【B 一般試験法】
1 鉛試験法について、検液及び比較液の調製方法の追加
2 微生物限度試験法について、真菌数試験、大腸菌群試験及びサルモネラ試験の追加
3 ヒ素試験法について、「C 試薬・試液等」中に規定されていた有害試薬である臭化第二水銀紙を削除したことに伴い、当該試薬を用いる試験法を削除
4 試験法の名称について、濁度試験法を溶状試験法に、比旋光度測定法を旋光度測定法に、誘導結合プラズマ発光強度測定法を誘導結合プラズマ発光分光分析法に変更
5 核磁気共鳴スペクトル測定法及びタール色素製剤試験法を新たに追加
【C 試薬・試液等】
1 成分規格の追加等に伴う試薬・試液等の追加及び削除
2 試薬名について、日本工業規格(JIS)に収載されている試薬を用いるときは、原則JISに基づく名称とし、それ以外はIUPACの化合物命名法に準拠した名称への変更を行うとともに、CAS番号を追記
【D 成分規格・保存基準各条】
1 既存添加物89品目(酵素:62品目、酵素以外:27品目)について成分規格を新たに設定
2 成分規格中の純度試験の改正
(1) 重金属の規格を鉛の規格に
(2) ヒ素の規格値を三酸化二ヒ素(As2O3)として換算していたところ、ヒ素(As)として換算することを規定
【E 製造基準】
1 添加物一般について、微生物を用いて酵素を製造する場合の微生物の菌株に関する規定を新たに設定
2 タルクについて、原料としてアスベストを含まないものを原料とする規定を新たに設定
【その他】
用語、用例等の記載の統一等の所要の改正

〔新規収載〕
〇第9版食品添加物公定書の作成について(平成30年2月1日薬生食基発0201第1号)

※省庁別の制度動向や法律改正の詳細な内容はこちら(食品表示コンシェルジュ)

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