NZワイン一部 製造時不備でラベル不正表示の可能性

掲載日: 2017年08月25日

【発表日】
2017-08-25

【事業者】
株式会社モトックス

【製品】
644342 ホーム・クリーク マールボロ ソーヴィニヨン・ブラン2013

【内容】
ニュージーランドのサザン・バンダリー・ワインズ社が、生産した一部のワインについて当局からラベル不正表示の指摘を受け、対象のワインの一部が日本で流通した可能性のあることが判明。「644342 ホーム・クリーク マールボロ ソーヴィニヨン・ブラン2013」が手元にある場合は、問い合せ窓口に連絡するよう呼びかけている。
モトックスによると、サザン・バンダリー・ワインズ社がブドウ品種、産地等を偽ってワインを販売したとしてニュージーランド当局から告発されたとの報道があった。指摘の対象は過去に生産した一部のヴィンテージ(2011年~2013年産)のうち、さらに一部の限定されたブドウ品種のもの。同社から日本へ出荷されているワインには「ザ・スプリングス」と「ホーム・クリーク」の2ブランドがあるが、「ザ・スプリングス」の商品は指摘の対象ではない。指摘対象で日本市場に輸出された可能性があるのは「2013年産 ホーム・クリーク マールボロ ソーヴィニヨン・ブラン」で、モトックスではこの銘柄を日本国内で2013年秋頃から2014年秋頃まで出荷していたが、疑惑があるのはこのワインの全生産量のうち極少量で、そのロットが日本に出荷されたという確証はない。問題となったのはブレンディングにおける15%ルールの適用に関わるもので、マールボロ地区産以外のワインが規定以上ブレンドされている可能性を指摘された。ニュージーランドでは同一産地のブドウを85%以上使用している場合にラベルにその産地名を記載することが法的に許可されている。上記商品はマールボロ産のソーヴィニヨン・ブランをベースに、豊かな風味と品質向上を目指してワイパラ産のソーヴィニヨン・ブランをブレンドしているが、2013年産ワインの一部で製造当時の記録管理の不備から、ワイパラ産のブドウが誤って15%を超えてブレンドされていた可能性があることが判明した。現在のサザン・バンダリー・ワインズ社は新システム導入により適切な製造管理を徹底している。(リコールプラス)

【対象】
644342 ホーム・クリーク マールボロ ソーヴィニヨン・ブラン2013

【対処方法】
商品が手元にある場合は、モトックスお客様相談室に連絡

【関連URL】
http://www.mottox.co.jp/blog/news/3857/

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