食の安心・安全企業に学ぶ

ベビーフェイスに聞いた、96店舗を運営するための食の安全対策

2017年04月24日

ベビーフェイス住野直崇氏

本部スーパーバイザー 住野 直崇氏

以前の対応に比べると正確で効率的となり、現場での対応力は格段にアップしたと実感しているそうだ。

「食材の変更があっても、システムを使えばすぐに情報が更新されるため、常に最新のアレルギー表を取得できます。情報のタイムラグは、時に事故を起こしかねない原因にも繋がるので、本部と店舗の情報共有はとても重要です」(住野氏)

規格書のデータベース化で目指す、ひとつ上のサービス

同社ではアレルギーの管理以外にも、消費者へのさらなる情報提供ツールとして活用しているようだ。

「例えば、『オムライスを玉ねぎ抜きで』というオーダーがあったとします。これまでは、厨房で具材から玉ねぎを抜くだけでしたが、商品規格書のデータ管理により、“デミグラスソースにも玉ねぎが入っている”という情報が把握できるようになりました。アレルギー対応以外にも、“玉ねぎ抜き”を望まれたお客様に対し、“玉ねぎの含有情報”として、ご提供する料理の情報すべてをお伝えすることが大事だと思っています」(住野氏)

また、消費者が安心できる食の提供だけでなく、さらにひとつ上のサービスを提供していくことが、同社の今後目指す姿だという。

「近年、健康への弊害があるといわれているトランス脂肪酸についても、規格書で管理していきたいと思っています。例えば、主な食材としてマーガリンが挙げられますが、お客様からすれば、マーガリンだけでなく、他の原材料にも入っているのでは? その量はどのくらい? といった疑問も想定できます。こうした細かい情報もしっかり管理し、いずれはトランス脂肪酸フリーのメニュー開発を目指したいと考えています」(田中氏)

食の安心・安全対策をすすめて“体に優しいレストラン”という新たな売りを見出したベビーフェイス。今後の展開にも、目が離せない存在となりそうだ。


BtoBプラットフォーム規格書

株式会社ベビーフェイス

住所:奈良県奈良市松陽台3-1-22 BABY FACEビル3F
電話:0742-41-2887
事業内容:外食事業の直営による経営とフランチャイズチェーン展開
公式HP:http://babyface-planets.com/

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