食の安心・安全企業に学ぶ

エバラ食品に聞いた、営業サポートを通じた食の安全・安心への取り組み

2016年06月16日

「私が所属する業務用営業企画課は、販促や営業戦略を担当する部門で、営業サポートの意味合いも強くあります。お客様から情報提供を求められた際に、品質保証部門が持っている商品情報に関する詳細なデータから、お客様が必要としている情報を抽出し、『BtoBプラットフォーム規格書』を通して提供するという流れです。営業サポート機能を強化することで、品質保証部門や営業現場の負担軽減がはかれますし、お客様の多様なニーズにも迅速に対応することができます」

さらに、この体制ならではの予想外の効果もあるという。通常、業務用商品は卸を通じて販売しているため、エンドユーザーである飲食店とは接する機会は少ない。しかし、このシステムを通して原材料の問い合わせが直接入ることで、どの商品がどんな店に採用されているかが把握できるようになったのだ。

「“そういえばこの前、営業が卸様に提案していたな”という商品が、実際にどんな業態の飲食店様に採用されたのか、知ることができたこともあります。当初は円滑な情報提供を目的に行っていたのですが、飲食店様から直接ご意見をいただける体制となったことで、マーケティング的な使い方もできるようになったのです」

業務用商品の競争力強化に注力している同社にとって、取引先対応とマーケティングのどちらも実現できる、一石二鳥の取り組みといえるだろう。

今後も重要性が高まる“食の安全・安心”への取り組み

ちなみに、2016年現在、「BtoBプラットフォーム規格書」は外食企業400社、食品メーカー6,000社、卸企業500社以上が活用し、登録されている商品規格書の件数は、約88万件を超える。2010年時点での規格書の登録数が約22万件だったことを考えると、食の安全・安心に対する外食企業の意識がいかに高まっているかが伺える。

「近年、食の安全・安心に対する社会の意識は高くなり、法令などの業界環境も以前とは大きく変わっています。それに対応するため、商品情報を管理し、お客様へ適切に提供する、という流れは外食業界全体として続いていくと考えられます。お客様を通じて弊社に寄せられるお問い合わせも、さらに増えていくことでしょう。今後もすべてのお客様に喜んでいただけるよう、安全・安心に関する商品情報をはじめ、しっかりとした情報提供を行っていきたいと思っています」


食の安全・安心対策に。BtoBプラットフォーム規格書

エバラ食品工業株式会社

所在地:横浜市西区みなとみらい4丁目4番5号 横浜アイマークプレイス14階
電話:045-226-0226
事業内容:調味料食品の製造販売
http://www.ebarafoods.com/

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